若者向けの予約不要のワクチン接種は予約制にした方が良いのでは?

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 若い世代が気軽にワクチンを受けることができるように東京都では渋谷に予約不要でワクチンを接種できるセンターを開設して、今日で2日目になりました。場所は渋谷駅から徒歩8分のところ、東京都渋谷区神南1-19-8にある渋谷区立勤労福祉会館2階です。ワクチンの接種ができる期間は、令和3年8月27日(金曜日)から令和3年10月8日(金曜日)まで、土曜日・日曜日・祝日を含め毎日実施しています。ただし、休館日の毎週月曜日及び9月12日(日曜日)、10月3日(日曜日)は受けることができません。接種を受けられる時間は12時00分から20時00分まで、最終受付は19時30分です。

 この会場で受け付ける接種の対象者は、16歳から39歳までの都内在住、在勤、在学の人です。接種券及び身分証が必要です。

 昨日は前の日の晩から並ぶ人が出てきて、本来の受付時間よりもかなり前倒して受付を開始しました。今日は抽選方式に切り替えましたが、やはり抽選券を求める長い列ができてしまいました。列は原宿駅の近くまで続いて、抽選倍率も6倍程度になってしまったようです。

 もともと、若い世代はワクチン接種に積極的ではないという前提でこの施策は始まっていますが、その前提が間違っているとしか思えない状況です。簡単に予約ができて便利な場所で接種ができるのであえば、若い世代も積極的にワクチンを接種すると思います。

 今のまま抽選券をもらうために長い行列ができる状態が続いてしまったら、人流を逆に増やしてしまったり、密な状況を作り出したりしてしまいます。手元のスマホから簡単に予約、または抽選の申し込みができる仕組みをいち早く作るべきだと思います。

 今のような予約なしで気楽にワクチン接種がてむきる仕組みは、若者の予約が低調になってから始めれば良いと思います。

【追記】

 8月31日の「東京都設置ワクチン大規模接種会場」のツイートで、8月31日までは現行の受付方法で実施するものの、オンライン抽選の早期導入を検討すると発信されました。

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