Wi-Fiルーターを最新機種にしても高速化の面ではあまり意味なし

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最近、楽天ひかりがIPv6高速インターネット接続サービスを開始したので、アイ・オー・データ機器のWi-Fiルーターを購入しました。楽天ひかりではIPv4通信をIPv6の通信にのせるDS-Liteという規格のサービスに準じているので、この規格にあった通信ができる楽天推奨の機器(WN-AX2033GR2)です。

WN-AX2033GR2

確かに、DS-Liteの設定をして接続すると、夜の混雑時間帯でもあまりIPv4接続のスピードが落ちることなく快適にインターネット接続ができたのですが、せいぜい200Mbps程度のスピードしか出ないので、Wi-Fiの最近の規格を有効に使えるようなスピードではありません。宝の持ち腐れです。

また、DS-Liteというサービス自体もどこに原因があるのか今ひとつよく分からないのですが、何時間か使っていると、構成が崩れてしまって通信が途絶えてしまうことが多々ありました。

単に趣味でインターネットを使っている程度であれば、構成が回復するのを待てば良いのですが、仕事でインターネットを使っていると通信断は色々な人に迷惑をかけてしまいます。やはり仕事で使う以上はスピードよりも安定性が大事だと痛感しました。

現在はホームゲートウェイでPPPoE通信とIPv6通信の設定をして、アイオーデータのWN-AX2033GR2はアクセスポイントモード(ルーター機能を使わない設定)にして単にWi-Fiを飛ばすだけの機械になっています。

このように、最新の無線LANルーターを購入したとしても、なかなかその機能を使いこなすことができない場合もありますので、過度な期待は禁物です。

【2021年4月14日追記】

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