楽天市場では商品の購入などで楽天スーパーポイントが付与されます。このポイントについては、楽天市場における買い物に使うことができたり、楽天銀行で振込を行うときの手数料に充当できたり、なかなか便利に使うことができるので重宝しています。
47Newsによると、この楽天市場のポイントが、会員の知らない間に他人名義の楽天Edyへ移行されてしまうトラブルが発生しているそうです。楽天からは特に公式の発表があったわけではなく、楽天の会員で分かったと記事では紹介されていました。第三者が不正になりすましてログインし、ポイントが盗まれた可能性があるとしています。
ネット上では急に他人のEdyに自分のポイントが交換された被害を申告する人もいて、被害の全容はよくわかりません。6月から被害の申告が始まったそうです。
楽天では、スーパーポイントをEdyに交換するサービスを5月10日から8月9日までの期間限定で実施していました。しかし、特に理由は明かされることなく、7月8日をもって急遽、終了してしまっています。
予定より早期に終了してしまった公式な理由はわかりませんが、この楽天Edyへの不正移行が引き金になっている可能性はあります。
不正にログインできたとしても、普段は犯罪の温床にはなりにくいものの、今回の楽天Edyへの交換キャンペーンについては、何か犯人を特定しにくい抜け道があったのかしれません。
やはり、よく言われることではありますが、IDとパスワードの組み合わせは、他のサイトと同じものを使わない、パスワードは想定されにくい複雑なものにする、パスワードは定期的に変更するなどのセキュリティ対策で会員は犯罪の予防をする必要があります。
逆に楽天側では、金銭にかかわる部分については、ワンタイムパスワードの導入するなどの対策を講じる必要があります。
ただ、利用するサイトも増えてきて、これ以上のパスワードを覚えることももはや難しくなってきているので、できれば生体認証など、全く異なったセキュリティ的に強固な仕組みが普及することが本当は一番良いと思います。
今後の技術の進展と普及に期待したいところです。
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