オペレータが通訳をしてくれるiPadアプリ「テルテルコンシェルジュ」

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 iPadを使って専属の通訳を呼び出しリアルタイムに通訳が出来る「テルテルコンシェルジュ」というサービスが紹介されていました。

 アールシステムという会社が実施しているサービスで、iPadまたはiPhoneに専用のアプリをインストールしてこちらのサービスを利用するそうです。現時点で対応している言語は英語、中国語、韓国語と日本語の間の通訳サービスになります。

 ☆テルテルコンシェルジュ(TelTellCONCIERGE) – シュアール

 外国語を話すことが出来る人に働いてもらうほどの需要はないものの、ときどき、外人が来て対応に困ってしまうといった店舗を主な顧客として設定しているようです。


 このようなときは、iPadで専用アプリを起動して、呼び出せばオペレーターが通訳をしてくれます。ホームページを確認してみたところ、特に利用回数の上限はなく、何回でも利用できるようになっていました。本記事を書いている時点(2012/12/30)での料金は下記の通りです。

 ・サービス料金  19,000円/月 税抜き
 ・システム使用料 30,000円/年 税抜き
 ・初期設定量   20,000円/(初回のみ・税抜き)

 ただし、1回の利用時間の目安は15分という制限がありました。注意すべき点としては途中解約の条項があり、違約金が発生するようです。

 このサービス、実は東京メトロで採用されたそうです。最初はiPad、23台にテルテルコンシェルジュが導入されたそうですが、これが好評だったので、現在では東京メトロの主要157駅で使われているそうです。

 ドコモでは機械通訳をしてくれる「はなして翻訳」のサービスを実施しています。こちらはオペレーターを呼び出すわけではなく、本当に機械が音声を分析して翻訳をしてくれます。こちらの技術が今後進歩すれば、もしかすると有人の翻訳サービスは必要がなくなるかもしれません。ただ、そのような状況になるまでには、まだまだ時間がかかりそうなので、こちらのテルテルコンシェルジュは気になるサービスだと思います。

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