吉野家で2011年8月2日から販売を開始した辛口の旨辛カレー

 吉野家で最近になって突如、カレーライスの販売を始めたようです。調べてみると8月2日の午後3時から発売したそうです。吉野家がイメージしたのは、「築地市場の食堂カレー」です。たっぷりの野菜を煮込みながらジャガイモとニンジンを大ぶりの角切りにすることでゴロゴロした食感を楽しめる手作り風カレーとニュースリリースでは紹介されています。

 吉野家の1号店は築地市場で1947年に営業を開始したので、「築地市場の食堂カレー」というコンセプトにしたのも、そんな思いが反映されているのだと思います。

 お店の前に大きな宣伝がありました。あまりにも突然でしたので、一部の店舗の限定メニューかと思えば、いろいろな店舗で目にしますので、一斉に取り扱いを開始したのでしょうか。

 この吉野家のカレー、発売時から気になっていたのですが、やっとお昼ご飯で食べることができました。こく旨カレーと旨辛カレーの二種類があり、どちらも値段は同じです。並は330円、大盛は430円と、牛丼よりもむしろ安い値段に設定されていました。

 私自身は辛いものが好きなので、今回は辛口の旨辛カレーを注文してみました。目の前に数分でカレーライスがやってきました。やはり!吉野家は早いです。

吉野家で旨辛カレー

 カレーライスは何となく和風の器に入っていて、また、福神漬けが別の皿にのってきます。蕎麦屋さんのカレーを食べるような雰囲気です。

 カレーを食べてみると、確かに少し辛いのですが、私には辛さが足りませんでした。ただ、味にコクがあり、確かにこの値段のカレーとしては美味しいと思います。

 具の方は、人参などの野菜が、比較的、大きな状態で入っていましたが、肉はあまり、感じることができませんでした。吉野のカレーなのでいっぱいの肉が入っていることを密かに期待していたのですが、少し残念です。

 ただ、吉野家で牛丼や牛鍋丼以外の食事のレパートリーが増えることは、良いと思います。吉野家では従来もカレーを販売していた時期がありましたが、今回のカレーがうまく定着するか否かが気になるところです。

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