
アップルはWWDC2009にて噂の新しいiPhoneを発表しました。名前はiPhone 3GSになります。今回のiPhoneへハードウエア的に搭載された新しい機能は下記の通りです。
- 動作速度の大幅な向上
- Nike+対応
- デジタルコンパス
- オートフォーカス300万画素カメラ
- 動画撮影/編集/投稿機能
- 音声コントロール機能
- 高速通信規格HSPDAへの対応
- 外形も含め見た目はiPhone 3Gと同じ
- バッテリーは若干のスタミナアップ(音楽再生 24時間→30時間)
- メモリは16GBモデルと32GBモデル
- 米国、カナダ等の各国は6/19発売、日本は6/26発売
- 米AT&Tの価格
- 16GBモデルが399ドル(補助金-200ドルで実質199ドル)
- 32GBモデルが499ドル(補助金-200ドルで実質299ドル)
型番から見ても判るように、現在発売されているiPhone 3Gと比較して、そんなに大きな変更は無かったようです。
一方で、iPhone OS 3.0についても、6月17日から配信される予定です。こちらで追加される新機能は以下の通りです。
- アプリ間で画像・テキストのカット、コピペ機能
- メール、SMS、メモ、Safariで横向きキーボード
- Safariでユーザー名やパスワードの自動入力機能
- iPhoneをモデム代わりに使える(キャリアの問題で、米国と一部の国のみの提供。)
- Spotlight検索(本体の全てを検索)
- Bluetooth対応のヘッドフォンなどが使える
- ボイスメモ機能
- カレンダーがCalDAV形式をサポート
- メモがPCと同期
- 複数のiTunesアカウントを設定可能に
- YouTube.appでログインしてアカウントを操作できる
こちらのOSはiPodTouchユーザーに対しては有料、そしてiPhoneユーザーに対しては無料で提供されます。ダウンロード可能になったら、私もiPhoneへインストールしようと思います。
【2025年9月4日追記】
このエントリーを公開したのは2009年6月でしたが、それから15年あまりが経過しました。iPhoneをはじめとするスマートフォンも大幅に進化し、いろいろな人にとって手放せないものに進化しています。しかし、iPhone自体は高価になりすぎました。10万円を大きく超えるような価格で販売されていて、簡単には手を出せなくなっています。廉価版のiPhone SEも第三世代が発売されて以降はアナウンスがないこともとても残念です。
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