パスネットの払い戻し

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パスネット

 西武池袋線の保谷駅に行ったのですが、その構内にパスネットに関する告示のポスターがありました。そういえば、SUICAやPASMOが普及してからはパスネットを見なくなってきました。でも、財布の中には何枚かのパスネットが入っています。このパスネット、もったいないので、いつか使わなければいけないと思っていたところです。つい、そのポスターの内容を確認しました。

 ポスターには3種類のことが書かれていました。

 一つはパスネットが自動改札で使うことができなくなったという告知です。全く知らなかったのですが、平成20年の3月14日、終電の発車をもって、パスネットは自動改札機で使うことができなくなってしまったそうです。(ただし、PASMOに対応できていないディズニーリゾートラインだけは自動改札機でパスネットが使えるそうです)

 自動改札機は使えなくなるものの、自動券売機や自動精算機などではパスネットを使うことができるそうです。しかし、自動改札機で使うことができなければ、パスネットとしての意義は半減したことになります。

 そこでポスターの2つめの告知ですが、パスネットの残額をPASMOに入れることができるという内容の告知です。ただし、このサービスについては西武鉄道では実施しているものの、鉄道事業者によってはサービスをしていないところもあるようです。(PASMOへの残額引き継ぎに対応している事業者は、東京都交通局・東京地下鉄・京王電鉄・西武鉄道・東京急行電鉄・東武鉄道・京浜急行電鉄・横浜高速鉄道・首都圏新都市鉄道に限られています)

 ただし、PASMOへの振り替えはできるものの、SUICAへの振り替えはできません。

 そして、3つ目の告知はパスネットの換金を受け付けているという内容の情報です。これは知りませんでした。残額があるパスネットであれば、駅員のいる窓口でそのまま換金に応じてくれるそうです。財布の中を見ると、パスネットが2枚入っていたので、そのまま有人改札でパスネットの中に入っている残金を換金して貰いました。

 パスネットの換金に関する手続きは非常に簡単で、パスネットを駅員に渡すと、そのまま機械に通して残金を確認してくれて、手渡しでお金をもらえます。もうパスネットをこの先使う機会は無いという場合には、同様に換金してしまった方が良いと思います。

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