ASUSから199ドルのノートパソコン 「Eee PC」

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 マザーボードで有名な台湾のASUSという会社から「Eee PC」という199ドルのノートパソコンが発表されました。現在、どんなに安くても新品のノートパソコンは日本円で5万9800円はします。199ドルといえば日本円では2万円台で発売できるはずで、従来の金額からすれば半額以下に下がったことになります。一体なぜ、こんなに安くノートパソコンを販売することができるのかスペックを確認してみました。

 まず特徴的なのはデータストレージとして、2GBのフラッシュメモリー(SSD)を採用していることです。もしもハードディスクを採用してしまうと、データ容量は数十GBが確保できるようになりますが、これだけで値段が1万円程度してしまうので、とてもノートパソコンを2万円台で販売することはできなくなってしまいます。2GBのフラッシュメモリーであれば実勢価格で3000円前後で調達することができるのではないかと思われるため、199ドルPCの記憶媒体としては妥当な選択なのではないかと思います。

 動作するOSはLinuxとWindows XPの2種類のようです。Linuxであれば無償で配布されているディストリビューションを使用することで実質は199ドルでパソコンを楽しむことができます。WINDOWS XPになってしまうとさらにOSのために1万円以上の出費が必要になってしまうので少々懐には厳しいです。


 パソコンの起動時間15秒以内とされているようですが、これはフラッシュメモリーを採用しておりハードディスクのように物理的動作を伴わないため早いのだとは思います。しかし少々、それでも早すぎるのではないかという気がします。LinuxかWindows XPかでも起動時間は変わってくるので、この15秒というのがどんな前提条件で計測された値かは気になるところです。本体の重さは0.89kgということなので、持ち運びは苦にならないはずです。

 液晶は199ドルのモデルでは7インチワイド液晶とされています。最近、1万円前後のポータブルDVDプレーヤーに採用されている液晶も7インチワイド液晶なので、この辺と似たようなスペックの液晶を使用しているのでしょう。一般的なノートパソコンでは10インチ以上の液晶モニターを採用しているため、この7インチ液晶を使用しているという部分でも、かなりコストを圧縮しているものと思われます。

 メインメモリは512MBが採用されているようです。512MBと聞くと結構な容量が搭載されているような気もしますが、最近はメモリの価格は驚くほど安くなっているので、512MB程度であればコストに与える影響は軽微なのでしょう。LinuxやWINDOWS XPであれば、そんなにストレス無く使い込むことができそうな気がします。

 CPUは630MHzで動作するCeleron Mベースのものが搭載されているようですので、WINDOWS XPで使用していると多少のもたつきを感じることがあるかもしれませんが、WEBブラウジングやメールといった用途であればそんなに違和感はないのではないでしょうか。

 まだ、バッテリー駆動時間がどの程度の時間になるのか、無線LANは内蔵されているのか、PCカードスロットはあるのか等、気になるところもあるのですが、さらに情報を探してみたいと思います。どちらにせよ、ちょっと持ち歩いて使用する用途にはなかなか良いのではないかという気がしてならないので、気になる存在のノートパソコンです。

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