インターネットエクスプローラーのバージョン7ベータ版を使用していますが、安全性が非常に高くなった代償として、少々不便なところがありました。一つが、MovableTypeでエントリーを新規投稿するときに、例えばリンクを設定しようとしても、ポップアップブロッカーが動作してしまいリンクの設定ができません。また、ポップアップブロッカーを一時的に解除しようとすると、現在表示されている画面を再表示しようとするため、現在、せっかく書き込んできた情報が無駄になってしまいます。
なぜか、ポップアップブロッカーを動作しないようにするためにサイトのURLをセットしても、リンクを設定するためのボタンをクリックするとポップアップブロッカーが動作してしまいます。ポップアップブロッカー自体の動作をオフにしても、なぜかうまくいきませんでした。ポップアップブロッカーではコントロールキーを押しながら操作すると、ポップアップブロッカーの動作をキャンセルすることができるようなのですが、これもうまくいきませんでした。
そんなとき、インターネットエクスプローラーのオプション設定を見ているときに良い方法を見つけました。
インターネットオプションの中のセキュリティタグを見てみると、そこには、インターネットゾーンや信頼済みサイトなどいくつかの分類に分けることができます。私の場合は自前のURLを使用しているので、ここで、信頼済みゾーンを開き、信頼されたサイトのリストの中に自前のURLを設定してみました。最初ははじかれてしまったのですが、httpsだけを信頼するというチェックボックスがONになっているためだとわかり、このチェックボックスをオフにすることで自前の独自ドメインを設定することができました。
これで独自ドメイン配下のページにアクセスするときには信頼済みゾーンとして取り扱われることになります。ここではポップアップブロッカーも動作しなかったため、新規にエントリーを投稿する画面でも何ら制限無く作業ができるようになりました。
この方法のデメリットは、自分で自分のサイトを確認しようとするときには必ず信頼済みゾーンになってしまうため、他の人がこのサイトを見たときにどんな形で表示されるのかを確認する方法が無くなってしまうことになります。この点については、回避するための方法がありそうな気がするので、もう少し試行錯誤をしてみようと思います。
私の場合は独自ドメインだったのでこれで良かったと思うのですが、独自ドメインでない場合には、できるだけ範囲を限定するように設定しないと、他の人のサイトまでが信頼済みゾーンになってしまうので、注意をした方が良いと思います。
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