空梅雨と多摩地域に発令された光化学スモッグ注意報

当サイトの記事には広告が含まれます

 今日は会社で仕事をしていたので気がつかなかったのですが、多摩地区を中心に光化学スモック注意報が出ていたそうです。子どもの頃から防災無線で「光化学スモッグ」という言葉は聞いていたのですが、どんなものなのかを調べてみると、埼玉県環境科学国際センターのサイトに下記のように開設されていました。

「光化学スモッグ」とは「光化学オキシダント」の濃度上昇によって空気に「もや」がかかる現象のことです。

自動車や工場からの排気ガスなどに含まれる窒素酸化物と、塗料や接着剤などに含まれている揮発性有機化合物が、太陽からの紫外線を受けて化学反応を起こすと「光化学オキシダント」という物質ができます。この濃度が高くなると、遠くの山やビルが「もや」がかかったように見えにくくなったりします。この「もや」が光化学スモッグです。このスモッグ(smog)という言葉は、煙(smoke)と霧(fog)からイギリスで作られた合成語です。

「光化学スモッグ注意報」って何?

 また、別のサイトでは光化学スモックの毒性が最近強まっているという情報がありました。これは怖いと思い、色々なサイトで情報を探してみました。

 すると、こちらのページでは昭和45年から毎年の被害者数と発令日数の統計が載っていました。

 これによると、昭和46年は3万人の被害者、そして発令日数が33日間なのに対して、平成15年は被害者数が12人、そして発令日数が8人とかなり改善しています。

 私はこどものときから、今住んでいる場所で暮らしていましたが、子どものときは光化学スモック注意報が出ると、本当に喉がいたくなって怖いな~と思っていましたが、今日の子どもの様子を聞くと、特に体調の悪化は無かったようです。

 このへんの体験から考えても、どちらかというと昔よりも改善しているように見えます。

 この統計数値を見ると、環境浄化の取り組みのおかげで、だんだん被害が減ってきているように見えます。毒性が強まっているという情報とこの統計情報をどう関連付ければ良いのか難しいところです。

コメント

  1. 楽天お買い物日記 より:

    今日も光化学スモック注意報

     最近、光化学スモック注意報が発令される日が多いのではないかという気がします。昨日は中秋の名月を見たばっかりですっかり気持ちは秋気分になっていたのに、今日も朝か…