バイ・デザイン社はハイビジョン対応の30インチ液晶ディスプレイの直販価格を14万9800円にするそうです。
今まで、大型のテレビについては、1インチあたり1万円を切ったところからが普及ラインだと言われていましたが、今回のこの発表では1インチあたり5000円を切ってしまったことになります。
まだブラウン型のテレビよりは高いとはいえ、大型液晶テレビも十分に射程圏内に入ってきた感じがあります。
一方で一時期はデジタル景気にわいた家電大手メーカーも、これほどの価格低下進展の早さにはとても付いていけないものと思われます。
最近の大手メーカーの決算発表を見ると、液晶の自社生産率が高い一部の会社については好決算になっているものの、他社からのOEM供給に頼っているメーカーでは、かなり決算が厳しくなってきています。
そのうえ、今回のような発表があると、かなり国内メーカーも体力を消耗してしまうのではないかと心配してしまいます。
大型液晶については量産が進めば価格もドンドン安くなる性質のものと思われます。今後も値下げの勢いに衰えは無いものと思いますが、国内メーカー各社はどのような戦い方をするのか目を離せない状況かと思います。
購入はバイ・デザインの直販サイトへ。
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