住宅金融公庫の融資金利が改定とのことです。改訂後は当初10年間が3%、11年目以降は3.55%ということで、これから公庫融資を借り受ける方には残念なニュースです。新金利の適用は7月16日から8月12日までの申し込みが対象だそうです。
【2013/07/10追記】
住宅金融公庫はその後は組織となして無くなり、各民間金融機関等を通じて、フラット35という商品を販売するための「住宅金融支援機構」という組織になりました。独立行政法人となっています。フラット35の金利は金融機関によって若干の差がありますが。たとえば、みずほ銀行で35年の固定金利型商品を借りると、2.22%となっています。
現在はアベノミクスで景気が上昇するのではないかという期待が高まっており、長期金利も上昇傾向なので、この先はもしかすると住宅ローンの金利にも影響するかもしれません。逆に消費税の値上げがあるかもしれなので、住宅購入にも影響があり景気を悪化させるのではないかという観測もあります。今後の景気の動向は気になるところです。
【2022年2月21日追記】
その後も低金利はどんどん進行して、現時点、りそな銀行でフラット35を借りると、借入期間21年間以上でも団信付きで年1.35%で借りることができます。この記事を公開した18年前と比較すると半分以下の金利です。
ただ、最近になって長期金利が上がってくる傾向になっているので、変動金利から固定金利の住宅ローンに乗り換える人も増えているようです。本当の今後の金利がどうなるのか正確に知ることは誰にも判りませんが、少しでもリスクを低減したい人を中心に見直しが進んでいるようです。
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