中国の交通事故の多さと道路での交通マナーの現状

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中国 上海

 こちらのblogで中国は交通事故が多いというのを読んで思い出しました。

中国の交通事故 - Do you think for the future?
FujiSankei Business iの 4/9の記事。中国の交通事故は米の...

 ちょうど、1年くらい前に、SARSが流行する直前に中国の北京、大連、上海の3都市に行ってきたのですが、このとき、自動車の運転がみんな荒いことに非常に驚きました。

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「我先に」が基本的な行動の原則になっている?

 日本では、「お先にどうぞ、ありがとう」の精神がかなり行き届いていると思うのですが、中国は「われ先に」という感じで、本当に文化の違いを感じました。

 たとえば、車線変更なんかもかなり強引に割り込んでくるのが普通ですし、また、歩行者がいても平気でスピードを緩めずに横を走りすぎたり、本当に運転が荒いなぁと思いました。

 数日しか滞在しなかったのですが、それでも、数回は「ヒヤッ」とすることがありましたし、また、1回、車の後ろから車がぶつかった現場も見てしまいました。ちょっとそれ以来、中国からは足が遠のいています。

【2019/01/14追記】

クラクションの音が大幅に減った中国の街中

 一昨年に中国に行く機会がありました。この記事を書いてから十年あまりが経ったころです。北京や大連の街に行ったのですが、昔行ったときとは比較にならないほど、クラクションがあまり聞こえてこなくなりました。かなり、秩序をもって車を運転する文化が成熟してきているように思えます。

 今から20年ほど前、最初に中国に行った時には街中を大量の自転車が走っていたところから、これほど急速に交通事情が変化していることは素晴らしいことだと思います。

 現在は中国の経済発展を懸念する声や、米国との貿易摩擦問題が議論されることも多いですが、何と言っても人口が多いので経済の発展余地の伸びしろは非常に大きいです。

 今後、どのような形で国が変化していくのか、とても気になるところです。

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