日立製作所のパソコン用ハードディスクが稼働中にうるさくて気になる

以前、ＩＢＭでやっていたハードディスクの製造事業が日立に譲渡されてからしばらくたちます。この日立になってから発売されたハードディスクをはじめて購入しました。

HDS722516VLAT20という１６０ＧＢのハードディスクです。このハードディスクの回転音がうるさいのなんのって・・・。何とか静かにすることはできないのかとＷＥＢでいろいろ探してみると、FEATURE TOOLというものが日立で公開されているのを見つけました。

何やら静かにすることができそうです。

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このツールからフロッピーディスクを作成して、そのフロッピーディスクでパソコンを起動したところ、何やらＩＢＭのＰＣ－ＤＯＳが立ち上がり、続いてグラフィカルな画面になります。Ｆ１０キーを押すとメニューを見ることができます。

この中に確かに静音化のためのメニューがあったのですが、残念ながら回転音を小さくするためのツールではなくて、シーク音（ヘッドが移動するときの音）を小さくするためのツールで、残念ながら回転音を小さくすることはできませんでした。

ブゥとうなるような音がするのですが、何か小さくする方法は無いでしょうか・・。

【2012/09/30追記】

そのほかにも、円盤上でヘッドが移動するときのシーク音を小さくすることが出来るツールがあるそうです。

☆HDDのアクセス音がガリガリうるさい静かに動くように設定できない？ :教えて君.net

もしもシーク音が気になるようなことがあれば、このツールも試してみようと思います。

HGSTの設立とウェスタンデジタルへの傘下へ

日立製作所のストレージ事業部内のHDD部門を分離独立させたあと、2002年に米IBMのHDD事業を買収して統合したことで、2002年12月に日立グローバルストレージテクノロジーズが設立されました。

2012年5月にウェスタン・デジタルの傘下となってからは、同社の略称であった“HGST”が正式な社名となりました。2018年にはHGSTのブランドはなくなっています。

【2020/08/14追記】

この記事を最初に書いてから16年が経過しました。現在でもハードディスクは随所で活用されていますが、半導体ディスク装置、SSDも一般的に使われるようになってきました。SSDであれば回転するような部品もありませんしとても静かなので、煩くて困るようなことはなくなりました。また、アクセス速度が速いことも特徴です。

SSDの容量あたり単価もずいぶん安くなってきたので、これから先、徐々にハードディスクが使われる分野は少なくなっていくのではないかと思います。