原田マハさんの短編小説「無用の人」

当サイトの記事には広告が含まれます

会社で定番のWordPressを利用して社内のポータルサイトを立ち上げました。今まで、会社の方針や事業の状況を社員と共有する場は、全員が集まる総会の場しかなかったのですが、これで社員が興味を持ったときに状況を確認できるようになります。

会社の偉い人には挨拶の文書やコラムを掲載してもらい、社員の人にはブログのような記事を書いて公開してもらいました。このブログの第一号にお願いした若い社員が書いてくれたのが、原田マハさん原作の「無用の人」という短編小説です。

私自身はまったく作者の原田マハさんもこの小説も知りませんでした。しかし、最近では学校の教科書にも載っている作品なのだそうです。ブログの中で出だしのあらすじを紹介してくれたのですが、どうにも作品の結末が気になりました。

そこで楽天スーパーセールも行われていたことから、楽天KOBOで電子書籍を購入してみました。「あなたは誰かの大切な人」という本に収録されています。無用の人で検索しても出てこなかったので最初は困ってしまいましたがWebで調べてみると収録されている本が判りました。

さっそく、ページをめくってみます。とても簡潔な言葉で眼の前で情景が思い浮かぶような感じの没入感がありました。誰かから無用と思われていても、実は美しいものをこよなく愛し愚直に活きている、実は無用の人などこの世にはいないと勇気付けてくれる本です。

良い作品に出会うことができて良かったです。

コメント