都留市から道志村までの新たなトンネルの建設計画

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山梨県の都留市から道志村を結ぶ新たなトンネル(仮称 新道坂トンネル)を建設する県の計画が公表されました。来年度の事業化を目指しています。従来、都留市から道志村に行く場合は峠を越える二車線道があるのですが、カーブも多く通行量はさほど多くありません。

春場の午後7時過ぎにこの道を車で走っていた際、カーブを曲がっているときに鹿と視線があったことがあります。鹿の目はキラッと光っていました。

新しい道路は全長が約3.4Km、そのうち約3.0Kmがトンネルです。県道都留道志線の菅野地区から国道413号線(道志みち)の道志村板橋付近を結びます。

7月に具体的な計画を地元に説明して、2024年度には事業化に着手、おおむね三年程度で工事に着手するとのことです。完成時期は現時点では判りません。

山梨県の資料などを読んでみると、この道路は都留市と道志村の人の行き来を活発にするというよりは、国道20号線や中央道に災害による大きな被害があったときに、道志みちをパックアップとして活用することが大きな目的のようです。

道志みち自体も山間を通過するため、台風などで大きな被害を受けることがありますが、危険な区間についてはパイパスの工事も進んでいて、しっかりとしたインフラに徐々に整備されています。

もしも、新道坂トンネルができれば、甲州街道や中央道を迂回して道志みちを走る車が増えることは間違えありません。今回のトンネル計画、なかなか楽しみです。

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