iPhoneにマイナンバーカードを搭載できるのは1年以上先に?

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ライブドアニュースで、マイナンバーカードの機能がiPhoneに搭載できるのは、1年以上先になる見通しだという報道がありました。

Android端末に関しては、2023年5月11日から、マイナンバーカード機能を搭載できるように開発が進められているとのことですが、iPhoneについては技術的な課題があり、サービス開始予定時期について具体的なアナウンスはありません。

先日、米Apple社のティム・クックCEOが来日し、岸田首相の元を訪問した際に、岸田首相から協力を要請していますので、Apple社側の何らかの対応が必要なのでしょう。

iPhoneは日本においてはシェアも高い(日本国内のiPhoneのシェアは約65%)こともあり、今までもFelicaチップの搭載によるおサイフケータイ対応など、日本独自のアレンジをしてきた経緯があります。マイナンバーカード搭載の対応が遅れると、日本国内においてiPhoneのシェアが減る可能性があったり、岸田首相からの直々の要請があったとなると、Apple社も対応を進めることとなるのでしょう。

スマホにマイナンバーカードの機能を搭載することができれば、カード単体を持ち歩くよりも券面のマイナンバーを簡単に人に知られる恐れは少なくなります。しかし、セキュリティ的な脆弱性があれば、インターネット経由で漏洩する可能性は否定できないので、相応のセキュリティ対策を政府では検討しているかと思います。

マイナンバーカード スマホ搭載

出典:「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載等に関する検討会」における第2次とりまとめ

カードそのものは金庫にでも入れて持ち歩かず、スマホに搭載したマイナンバーカード機能で早く便利に秘匿性高く利用できる時代が来るのが待ち遠しいです。財布に入れてあるカード類がずいぶん減っていくのではないでしょうか。

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