環境配慮のためAmazonが梱包簡素化へ取り組み

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Amazonから突然、「Amazonより梱包簡素化に関するお知らせ」というメールが舞い込んできました。フィッシングメールではないかと警戒しつつ、文面を読んでみました。

すると、Amazonでは梱包の簡素化を進めていて既に2015年から比較すると出荷時の梱包重量を38%、梱包資材を150万トン以上削減していることの紹介からスタートしていました。

確かにAmazonで買い物をすると、たとえ購入したものが小さなものであっても、大きな段ボールの中にしれっと商品が入っていて、ほとんどが空気を運んでいるような状況をよく目にしています。箱が定型化されていれば、ベルトコンベアでの作業が効率的なほか、トラックの荷室などに綺麗に積むことができるので、エコよりも作業の効率性を重視している会社だと思っていました。

最近、Amazonはほとんど利用していないのですが、改善されてきているということなのでしょうか。

梱包の簡素化について調べてみると、具体的には、紙袋に商品を入れて配送したり、メーカーの梱包でそのままで送るといった配送を増やすことで梱包資材の削減を進めています。商品の梱包にあたっては、機械学習の活用で商品のサイズに適した段ボール箱や封筒などを使用しているそうです。一部の物流設備では専用のオペレーションを追加して日用品などの一部の商品でも紙袋での発送を追加しました。

Amazon簡易梱包

Amazonでは梱包を簡素化すること以外の施策も含めて、2040年までにネットゼロカーボン(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)の実現を目指しています。

ネットでAmazonの梱包に対する評価がどうなっているかを調べてみると、やはり梱包の質が落ちているのではないかという指摘もありました。ただ、中身の商品の品質が保たれるのであれば、地球環境の保護のために、やはり過剰包装を避けていくのがこれからの主流になります。これだけ、ゲリラ豪雨や台風などによる被害を見ていると、やがて消費者の理解も得られるのではないでしょうか。

 

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