1970年代から1980年代にかけて、ラジオカセットレコーダーがとても流行りました。通称、ラジカセと呼ばれて、これ一台でカセットテープを聴いたり、FM、AMラジオを聴いたり、またラジオ放送をカセットテープに録音したり、マイクが内蔵されていたので周辺の音をカセットテープに録音したりすることができました。
特にラジオをカセットテープに録音することをエアチェックと呼んでいました。FMレコパルなどの情報誌で自分が聴きたい曲がどの番組で放送されるかを調べて、番組が始まったらラジカセの前にへばりついて、曲が始まるタイミングで録音を開始するということをして、自分のお気に入りの曲が入ったカセットテープを作っていました。
今であれば、Amazon music等で自分の聴きたい曲はいつでも聴けるようになったので、振り返ってみると随分非効率なことをやっていたと思います。
当時、私はアイワのラジカセを使っていました。TPR-830という機種です。
![アイワ AIWA TPR-830](https://www.painfo.net/wp-content/uploads/2021/12/AA3AAE4E-7B84-43B4-833D-568A28866577-1.jpeg)
多機能というほどではないですが、必要な機能は凝縮されていて使いやすいラジカセでした。
最近、ニュース記事を見ていると、ドウシンシャから、見た目はレトロなラジカセ、中身はBluetoothやマイクロSDメモリカード、USBメモリーなど最新の機能に対応したラジカセが発売されたという情報がありました。
こちらの機種です。
![ドーシンシャ アイワ ラジカセ](https://www.painfo.net/wp-content/uploads/2021/12/89BA9BD4-8048-4D9E-AFE6-7D7AC2F0B6C4-500x333.jpeg)
このラジカセ、なんとなく昔使っていたアイワのラジカセに似ているような感じもして、とても懐かしく感じました。
Bluetoothは5.0に準拠していて、スマートフォンに入っている音楽をワイヤレスで再生することや、ラジカセ本体のボタンで楽曲の再生・停止、スキップといった操作もできます。
![ドウシンシャ ラジカセ](https://www.painfo.net/wp-content/uploads/2021/12/70246ABA-F7ED-4F4B-A733-29CCCD6BAD35-500x208.png)
USBメモリーやマイクロSDメモリカードは32GBまで対応と、今の大容量のメモリーカードこそ使うことができませんが、音楽を録音したり聴いたりする分には十分な曲数が入るので、さほど不満に思うことはないように思います。
直販価格は13800円、ちょっと気になるモデルです。
こちらが公式サイトです。
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