ゴルフのラウンドとスタンドケース(最近は禁止のゴルフ場も増加)

 セルフでプレーをしているときは、ゴルフでラウンドしているときにグリーンまで残り100ヤードくらいになったら、短い距離用の数本のクラブをカートに積んだキャディバッグから抜いてボールのところまで走っていくのが通常だと思います。だいたい持っていくのは下記のクラブでしょうか。

  • PW
  • AW
  • SW
  • パター

 場合によっては9番アイアンを入れた5本を持っていく人も多いかもしれません。

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クラブの置き忘れ

 そんなラウンド時にやりがちなのは、カップインしてから次のホールに移るときに、クラブをグリーン周りに置き忘れていってしまうことです。次に来た組の人から声をかけられた人も多いのではないでしょうか。

 クラブを忘れてしまうのは、カップインした安堵感で次のホールに心が向かってしまい後ろを振り返らないこと、グリーン面にクラブを置くことはできないので、周りのラフに置くことで芝で隠れてしまい、目立ちにくくなってしまうことがあげられます。

 クラブを忘れないようにするためには、カップのある位置とカートのある位置を結んだ直線上にクラブを置いておけばよいのですが、初心者のうちはそこまでなかなか気が回りません。

スタンド式のクラブケース

 そんなときに便利なのは、スタンド式のクラブケースです。ちょうど、クラブを4~5本入れて持ち歩くことができるようになっています。

スタンド式クラブケース

利用感

 実際、こちらの商品を購入してセルフでラウンドするときに使ってみました。これならば、少なくとも芝に隠れて目立ちにくかったので忘れたということは起こりませんでした。

 キャディバッグからクラブを選んで抜く必要がなく、グリーン100ヤード以内になったらクラブケースごと持ち歩けばよいので、プレイファーストにもつながります。

 ただ、振り返ること自体を忘れて、一緒にラウンドしていた人から、「忘れ物だよ」と声をかけられたことはあります。クラブケースを使おうが使わまいが、カップインした後、今一度、グリーン周りを確認する冷静さが必要ですが、やっぱりクラブケースがあると便利です。

クラブケースの利用はセルフのみで

 一つ、留意事項としてはキャディさんとまわる際にはスタンド式のクラブケースを持っていくとキャディさんに負担をかけてしまう点です。ゴルフ場によっては、クラブケースの持ち込みは禁止と明示しているところもあります。

 あくまでもクラブケースの利用はセルフでのラウンドに限ったほうがよいでしょう。

【2025年5月8日追記】

クラブケースの持ち込みを禁止するゴルフ場も増加

 以前からキャディ付きのゴルフ場ではキャディの負担が重くなるのでクラブケースの持ち込みを禁止するところが多かったですが、最近ではセルフのゴルフ場でもクラブケースの持ち込みを禁止するゴルフ場が増えてきました。スタンド式のクラブケースをグリーンの上に置いてグリーンを傷つけてしまったり、カートのカゴに無理やり引っ掛けてカゴを壊してしまったり等のマナー違反が相次いだためです。

 ラウンドする前にゴルフ場の公式サイトを確認して、クラブケースの持ち込みを禁止していないことを確認することをお勧めします。また、クラブケースの持ち込みがOKでも、マナーを守って利用しましょう。

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