先日、120cm水槽で二酸化炭素の添加に使っていた5Kgの液化炭酸ガスボンベ(通称ミドボン)が空になってしまいました。仕方がないので、しばらく、72g入りのミニボンベで炭酸ガスを添加していたのですが、コスパがどうしても悪いので、満タンのミドボンを入手しようと考えました。72グラムのミニボンベは以前は五百円以下で入手できた場合もあったのですが、今は倍近くの値段になってしまっています。
もちろん、このボンベは業務用なので事故などには十分に気をつけなければいけません。すでに私自身は利用方法を十分に調べて、二十年近く利用していますが、利用は自己責任になることは意識して使っています。もちろん、事故が発生したとしても補償はいっさいありません。
空になってしまったミドボンは近所の個人経営の酒屋さんだったのですが、こちらのお店、数年前に閉店してしまいました。従って、快く液化炭酸ガスボンベを売ってくれるお店をゼロから開拓しなければいけません。
ネットで情報を調べてみると、運悪く現在はアサヒのサイバー攻撃の影響で商品の出荷が滞っている関係で、ミドボンの流通量が不足していて、在庫を持っているお店も少なくなっているという情報もありました。ただ、すでに夏の暑さも終わっていてビールの消費量が多少は減っているのではないかとも思うので、諦めずに探してみることにします。
近所の酒屋さんを片っ端に調べて、順番に「ビールで使う5Kgの炭酸ガスボンベの在庫はありますか?」と聞いてみました。やはり、在庫を切らしていたり、用途を聞かれて断られたりと色々ありましたが、あるお店で「はい。5本在庫があります」と答えてくれたお店がありました。「それでは15分ほどで空きボンベを持って伺います」と伝えて、お店へと行きました。
平日のお昼休みに訪問したところ、倉庫からボンベを出して待っていてくれました。空きボンベを渡して、会計です。ボンベは1本で8千数百円、空きボンベの返却で5000円の値引きで、3千数百円となりました。数年前に酒屋さんで買ったときよりも千円ほど値上げしていましたが、それでもミニボンベを使って添加するよりも十分に安いです。
石鹸水の泡を使ってホースの繋ぎ目などでガス漏れが発生していないか十分に気をつけて、下記の経路で接続を実施しました。
ガスボンベ→電磁弁→逆流防止弁→バブルカウンター→拡散器
これでガス漏れなどの問題がなければ、また5年ほどは保ってくれるのではないかと期待しています。

コメント