NTTドコモは今年から始めた割安な携帯電話ブランド「ahamo」のユーザー向けに「dカードボーナスパケット特典」の提供を9月1日に開始することを発表しました。
dカード または dカードGOLDにahamo契約の携帯番号を登録して、かつ支払い方法にdカード / dカードGOLDを設定したユーザーは、を対象に、毎月のデータ容量を毎月増量するものです。
この特典によりdカード GOLDの場合月5GB、dカードの場合は月1GBが増量されますので、それぞれ月25GB、月21GBをahamoで利用できます。
月20GBだけでもかなりの量なので、さらに追加で1GBまたは5GBが追加されることがどの程度の魅力があるのか評価は難しいですが、少しでも安心して利用することができるという面では良いと思います。
ちなみにdカードはNTTドコモが発行しているクレジットカードで、dカードは年会費が永年無料、dカードゴールドは年会費1万1000円のクレジットカードとなっています。
【2021年8月6日公開】
ahamoの契約者数は180万契約(意外と少ない?)
NTTが2021年8月6日に実施した決算説明会で、澤田社長からahamoの契約者数が180万契約を超えたことについて説明がありました。2月28日の時点では160万件超だったので、もう少し伸びているものだと思っていました。
KDDIのpovoは約100万契約、SoftBankの LINEMOは50万件未満と比べると多いものの、160万契約というのは意外な数字です。
NTTドコモやKDDI、SoftBankの従来の料金プランからもっと多くの人がahamoに移行するのではないかと思っていました。月額で数千円、1年間で数万円、家族全員だと相当の節約になると思うのですが、やはりわざわざ切り替えるのは面倒であったり、よく分からなかったりするのかもしれません。確実に支出を減らすことができるので、とてももったいないことだと思います。
キャリアのメールアドレスが使えないこともハードルになっている可能性もあります。
楽天モバイルは2021年5月時点で累計申込数が410万件を超えていると発表しているので、ahamoの数字と比較するとかなり多いのだと改めて感じました。楽天モバイルは1年間無料、3ヶ月間無料といったキャンペーンを実施することで、うまく契約者数を伸ばしたほか、楽天経済圏の旨味を引き出せていることが良かったのでしょう。
今後は各キャリアの格安プランがどのように伸びていくのでしょうか。推移がどうなるのか、楽しみになってきました、
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