ブラックフライデーセールのときに楽天ブックスでLINEの液晶モニタ付きスマートスピーカー、Cloverデスクが9割引の3000円弱で販売されていたので、つい購入してしまいました。
不在配達票
商品は翌日に配達されたのですが、ちょうど留守にしている時間に届いてしまったので、不在配達票がポストに入っていました。
この不在配達票、ヤマトかな?、佐川かな?と一生懸命に文字を追ったのですが、楽天の文字しか見当たりません。二次元バーコードが付いていたので、そこから再配達日時を指定しました。
そして、翌日の指定した時間帯に商品が届いたのですか、配達員の人は赤い制服を着ていて楽天自社配送だということが分かりました。まさか、楽天が自社配送を始めていたとは知りませんでした。
楽天エクスプレスの展開
調べてみると、Rakuten EXPRESSというサービスを展開していて、2020年の1月現在で日本国内合計34都道府県で配送網を持っているそうです。
楽天24、楽天ブックス、楽天ファッション、楽天ビックが扱っている商品、および楽天市場の出店店舗を対象にする物流サービス「楽天スーパーロジスティクス」を受託する一部の荷物をRakuten EXPRESSが配送しているそうです。
楽天市場では頻繁に買い物をしているのですが、自社配送で届けられたのは今回が初めてだと思います。楽天市場に出店している普通のショップの中で楽天の倉庫や配送システムを利用しているところはまだ少ないのでしょう。
なんとなく、餅は餅屋、配送は宅配会社に頼んだ方がコストが最適化出来そうな気もするのですが、自社で配送した方が良いのでしょうか。ヨドバシカメラも自社配送を貫いていることを考えると何か勝算があるのでしょう。
配達は楽天の大きなロゴがあしらわれた赤い自動車で配達しているようです。今まで街で走っているところを見たことがありません。
ヨドバシが自社配送をしていることは有名ですが、楽天までもが自社配送を手掛けているとなると、今まで活躍してきた宅配会社の今後が気になってきます。
【2021年5月19日追記】
楽天エクスプレスは終了へ
楽天自社配送(楽天エクスプレス)は5月末にも終了する方向で調整が進められています。楽天エクスプレスは楽天市場で販売している商品の一部を配送する事業で2016年11月に始まりました。2020年末時点で人口の約6割をカバーするほどエリアを広げていました。
しかし、楽天では2021年3月に日本郵政と大規模な資本業務提携を行い、この7月にも日本郵便と共同で物流事業の新会社を設立する方向で動いています。これに伴い、楽天エクスプレスで行ってきた取り組みはこの新会社に移管される方針です。
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