荒川河川敷の新東京都民ゴルフ場が廃業→奇跡の復活

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荒川河川敷にある新東京都民ゴルフ場が10月に襲来した台風19号の影響で水没し、復旧が不可能という状況で廃業することが発表されました。場所は赤羽駅から徒歩20分ほどでしょうか、鹿浜橋のあるところです。王寺駅からだとバスで15分とあり都心からのアクセスは抜群です。9ホールのショートコースとして営業していました。

ゴルフ場が全面冠水してしまい、未だにコースに入ることもできないと公式サイトでは書かれています。営業再開に向けた検討が行われてきましたが、すでに運営会社が復旧できる領域ではないため、年末をもって営業終了という判断をしたとのことです。

最近、大きな災害が増えているので、このままの状態で整備してもすぐに同様の災害に巻き込まれてしまいますし、大きく嵩上げするなどの工事をすれば巨額の費用が必要になることも廃業を決めた背景にある事が報じられています。

朝日新聞を読むとこのゴルフ場は青木功の原点であったとのこと、中学卒業と同時にこの場所でキャディとして働いたのだそうです。

そんな新東京都民ゴルフ場が2019年末をもって廃業するというのはとても残念なことです。ゴルフは1日がかりで遠くに行ってプレーする印象が強く、なかなか、これから始めようとする人にとっては敷居が高いスポーツです。

そんな初心者の人が気軽にゴルフ場デビューするためには、このような施設は絶対に欠かせません。

アコーディアなどが名乗りを上げて再建するといったいったことも聞こえてきません。ゴルフ場利用税などを使って再建を支援することはできないものなのでしようか。

【2020/08/02追記】

一時期は廃業と報道されていましたが、2020/08/01にリニューアルオープンすることができました。記念式典にはこのゴルフ場に思い出がある青木功も出席しています。結局は盛り土を行わない方法でコースを修復、葵会グループの支援を受けて存続の道が開けたと報道されています。歴史があり都心からも近いゴルフ場が再開してくれて本当に良かったです。

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