中国のファーウェイ社がapple社に次ぐ世界第2位のスマホメーカーに成長

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中国のファーウェイ社のスマホ販売が非常に好調です。かつては大手のキャリア向けにWi-Fiルーターなどを提供していました。以前、中国に行った際にレンタルで借りたモバイルルーターがファーウェイ社の製品だったことを覚えています。そのときはどんな会社なのかまったくわかりませんでした。ところが、その後はスマートホンやタブレットの製造が非常に好調です。




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ファーウェイ社

ファーウェイ社は1987年に設立された会社です。すでに設立されてから30年が経過したことになります。日本においてはイーモバイル社向けにモバイルルーターなどの通信機器やフォトフレームなどをOEM製造していたことが日経トレンディの記事で紹介されていました。そんな実績を持ちつつ、時代の変化に合わせて2014年からSIMフリー端末の販売に力を入れ始めます。2015年からは ネット通販向けにhonorブランドをつけた端末を販売しました。高機能な端末を格安な値段で購入できるため日本市場でも高評価を得ています。

そんな流れの中である調査会社の公表データで、ファーウェイは利益ベースでサムスンを追い抜いて、apple社に次いで世界第2位のスマホメーカーになったという報道がありました。サムスンは2016年に発生したnote7の発火問題によるリコールなど悪材料があったとはいうもの、これほどの短期間でファーウェイが急成長したことは凄いことだと思います。サムスンが今後、note7の痛手を乗り越えて急速に業績を回復すればファーウェイが再び3位になる可能性もあります。

実際に量販店などに行くとファーウェイ社のSIMフリー端末が展示されています。実際に触れてみると、安っぽさはまったくなく、あえて高いお金を出して国内メーカー品を購入する必要はないのではないか?とも思えてしまいます。強いて言えば、fericaチップが搭載されていないので、おサイフケータイとして利用できないとか、ワンセグを見られないとかそのような部分になります。やはり、グローバルで販売して行くためには、日本市場のみに着目した機能の追加は難しいのでしょう。

楽天市場のスマホ売り上げランキングではファーウェイ社の端末が常に上位を占めています。今後、どのように躍進して行くのか気になるメーカーです。

【2019/08/03追記】

米国が技術をHUAWEIに輸出しないことを発表したことを受けて、Androidなどのアップデートも提供されなくなるのではないかと一時心配されて、日本の携帯電話各社でもHUAWEIの新製品の発売を見合わせる状況もありました。

現時点では米国が態度を軟化させたこともあり、日本での発売を再開した会社もあります。

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