平成狸合戦ぽんぽこの舞台になった龍生寺阿弥陀堂を訪問


平成狸合戦ぽんぽこで狸たちが作戦会議などで利用していたお堂が京王堀之内の近くにあるというので、近くに行った際に寄ってみました。近いとは言っても駅から歩くと20分くらいかかるようです。今回はクルマで行きました。

平成狸合戦ぽんぽこ

そこは「龍生寺阿弥陀堂」という場所です。ネットでジブリ映画のことを調べている中で偶然見つけました。しばらく気になっていたのですが、ようやく行く機会ができました。堀之内から平山、多摩テック入り口交差点方面に向かう旧道のそばにあります。

住所:東京都八王子市堀之内618

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龍生寺阿弥陀堂

堀之内寺沢里山公園の横にあります。クルマの駐車スペースは公園わきにあるのですが、残念ながら鎖で閉鎖されていました。路駐になってしまいますが、幸いなことに道幅が広くてクルマの通行も少ないので邪魔になることはなさそうです。

下の写真を見ると車が左隅に駐車しているところが見えますが、こちらも閉鎖されていますので、クルマを停めることはできません。

龍生寺阿弥陀堂

こちらが、タヌキたちが相談をしていたお堂になります。京王堀之内の周りは多摩ニュータウンの開発に伴いかなり宅地化が進んでいますが、この辺はまだ里山の雰囲気をよく残しています。

龍生寺阿弥陀堂

映画の中では菩提餅山万福寺と呼ばれていました。映画をもう一回見直してみたのですが、あまり似ていないような気もします。

龍生寺阿弥陀堂

しかし、テレビの中で男鹿和雄さんがこちらがモデルになっていたことを語っていたとこちらの記事で紹介されていました。

お堂の入り口にはしっかりと鍵がかかっていますので、中に入ることはできません。ただ、隙間から中を見ることはできます。

龍生寺阿弥陀堂
龍生寺阿弥陀堂

龍生寺阿弥陀堂

龍生寺阿弥陀堂

屋根が流線形になっていて恰好が良いです。

龍生寺阿弥陀堂

宝篋印塔

龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔

八王子市の公式サイトでは、こちらのように紹介されています。

最上部の相輪は失われていますが、江戸時代中期の宝篋印塔として代表的なものです。
刻まれている文字によると、堀之内の念仏講中を中心に、鈴木與五兵衛が施主となり、新右衛門とその母などによって建てられたことがわかります。また、開眼は玉泉寺の住職が務め、信州高遠の石工團蔵が手がけたものであることも読み取れます。(龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔(ほうきょういんとう)|八王子市公式ホームページ

龍生寺阿弥陀堂の宝篋印塔

ジブリの聖地巡礼をしている人もいなくて、ひっそりと静まり返っていました。この後は、聖蹟桜ヶ丘の方も回ってみました。

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