緊急着陸後の飛行機での出来事を描いた映画「フライトプラン」を鑑賞

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 楽天レンタルで送られてきた映画「フライトプラン」を見てみました。以前にも妻がDVDレンタルショップで借りてきたことがあったのですが、残念ながらそのときは時間が無くて見ることが出来ず、今回はリベンジという形になります。

 このフライトプランという映画、ほとんどは最新鋭の飛行機が飛行中の出来事で描かれています。そして最後は緊急着陸した空港で、乗客や搭乗員が全員降りた後にその飛行機上で繰り広げられる出来事になります。このように物語のほとんどは飛行機を舞台にしていますが、この舞台の「E-474」という飛行機は、次世代の巨大旅客機として映画用にデザインされたものなのだそうです。しかも、実際に奥行きが240フィート、長さ300フィートもある大きなセットが作られてその中で撮影が行われました。相当手間がかかっている作品です。

 主人公は航空機を設計する職に就いていたカイルという女性(ジョディフォスター)です。このカイルの旦那さんは屋根から転落して突然亡くなってしまいました。その旦那さんの棺を同じ飛行機の貨物室に入れて、ベルリンから故郷のニューヨークに向かうという設定になっています。

 カイルは6歳になる娘のジュリアと一緒に飛行機に乗り込みます。機内で落ち着いた後、ジュリアを隣に座らせて、カイルはそのまま席で眠ってしまいます。そして何時間か経った後に目を覚ますと、隣にいたはずの娘のジュリアがいなくなってしまいます。客席や洗面所、厨房などを探し回りますが、乗客も乗員も誰一人として娘のことを見た人はいませんし、見つかりません。

 やがて乗員も一緒になって探し始めますが、そのうち搭乗名簿との照合が終わり、そのような6歳のジュリアという少女の名前は搭乗名簿に無かったという報告が来てしまいます。また、ジュリアが座っていたはずの座席も空席で誰も座っていなかったという話しになってしまい、やがてカイルの精神状態を疑われてしまいます。

 でも、ほかの搭乗員や周りの席の人が誰一人として6歳の少女がいたことを覚えていないというのも、少々設定に無理があるような感じもします。映画としては全体的に、「おや?」と思うところもありましたが、全体としてはスリルがあるストーリーに仕上げられていて、おもしろい映画になっていました。インターネット上の情報を見ていると、あまり評判が良くないところもありましたが、私はおもしろいと思いました。

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