Lenovo THINKPAD SL410に2GBのメモリを増設し4GBへ

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thinkpad sl410

現在、居間でパソコンを使うときには、LenovoのTHINKPAD SL410を使っています。このパソコン、最初に購入したときには2GBのメモリが実装されているモデルを購入しました。しかし、Windows7を使っていると、2GBのメモリでは実用上ギリギリといったところで、iTunesなど少し重いアプリケーションを使うとどうしても動作がもっさりとしてきてしまいます。また、Windowsにセキュリティパッチをかけたり、新しいアプリケーションをインストールしたりをしていると徐々に常駐プログラムの量が増えて、やはり時間が経つとともに動作がもっさりとしてきていて、そろそろ限界かと思っていました。

そこでメモリの増設について検討してみました。まずは、OSが何ビットで動作しているのかを調べてみます。スタートメニューを出して、「コンピューター」の上で右クリック、プロパティを選択すると、システムの情報が表示されます。ここでオペレーティングシステムが32ビットモードで動作しているのか、64ビットモードで動作しているのかが分かります。

私が使っているSL410の場合は、残念ながら32ビットモードでの動作でした。この32ビット、64ビットというのはOSが扱っているアドレスの文字列の長さです。32ビットであれば4バイト、64ビットであれば8バイトのアドレスを持っているということになります。このアドレスの文字列の長さが、そのままメモリ上の番地をどこまで指し示すことができるかということになりますので、64ビットの方が大きなメモリを取り扱うことができるようになります。

ちなみに、32ビットモードのOSの場合は限界が4GB、64ビットモードのOSの場合は理論上はTB(テラバイト)オーダーのメモリを使うこともできます。ただ、実際には利用するOSによって上限値が変わってきます。OSの細かなバージョンによっても使えるメモリの上限は変わってきますので一概には表現できないのですが、こちらの記事がよくまとまっていると思います。

 ☆Windows TIPS:Windows OSでサポートされている最大物理メモリ・サイズは? – @IT

私が使っているOSは、Windows 7 Home Premiumでしたので、32ビットOSの場合は認識できるメモリの上限は4GBということになります。

メモリスロットは2つ付いています。初期の状態で2GBのメモリが1枚刺さっていて、1つのスロットが空いている状態でした。そこで、2GBのメモリを買い足すことにしました。ネットで情報を探して、「ノートPC用モリ 2GB DDR3 1066MHz PC3-8500 SODIMM 204Pin」というスペックのメモリを楽天市場で購入しました。

これが届きましたので、さっそくSL410に装着してみたところ、メモリは4GBが認識されて、「2.84GB利用可能」と表示されていました。何で4GBぎりぎりまで利用できないのか調べてみると、こちら「4GBメモリでも「実装メモリ(RAM):4.00GB(2.98GB 使用可能)」が限界!原因はハードウェア予約済み?: Automatic」で内蔵グラフィックスで一部のメモリ領域が予約されているのが原因と解説されていました。

実際の使用感ですが、動作が本当に軽くなりました。このようにブログの記事を書いているときでさえ、キーボードから入力した文字がすぐにエディタに反映されるようになり、つっかかるような感じがまったくなくなりました。数千円でここまで動作が速くなったのは意外でした。まずは良い買い物ができて良かったです。

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