10月に販売されたスマホのうち76%がiPhone

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調査会社カンタージャパンの調査結果で、興味深いものがありました。2013年10月期に日本国内で販売されたスマホのうち、実に76%がiPhoneを占めたそうです。10月と言えば、iPhone5s、iPhone5cが発売されたばかりで、iPhoneを買い求める人が多かったという特殊事情はあるにしろ、非常にiPhoneの割合が高いことに驚いてしまいます。

全世界的に見るとiPhoneのシェアがどうなっているのかも調べてみました。すると、IDCの調査結果を見つけることができました。こちらは、2013年度第三四半期スマートフォン市場シェアということで、少し時期がずれていますが、第三四半期にAndroidの市場シェアは80%を超えたのだそうです。とすると、日本でのiPhoneの販売シェアの高さは少し異常とも言える状況に見えます。

この背景には、日本ではAndroidのスマホよりもiPhoneの方の料金プランが安かったり、端末本体についてもキャッシュバック付きのバラマキが行われたりといった、異常とも言える販売方法に要因があるのかもしれません。

気になるキャリア別の売り上げ台数も触れられていました。10月に日本国内で販売されたiPhoneのうち、61%がNTT docomoだったそうです。

NTT docomoはもともとiPhoneを扱ってこなかったため、6000万人以上いる現docomoユーザーの中にはiPhoneを待ちわびていた人が多かったと推測すると、自然な数字かもしれません。ドコモがどこまで元気を出して加速しているかは、11月や12月の販売データも合わせて見て、その傾向を分析しないといけないかもしれません。

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