
Youtubeを見ていると、トラックの危険運転を紹介する動画がありました。2車線が1車線になる部分でトラックの前に赤いクルマが合流しようとしたとき、トラックが急にスピードをあげて、赤いクルマが自分の前に割り込むことを阻止しようとしています。そして、赤いクルマがトラックの前に入ったあと、頭にきたからでしょうか、大きく左右に車体を振らしています。
大手電機物流サービス会社
トラックには大きく、ある大手電機メーカーの物流サービス会社の名前が書かれています。正直、会社の名前をこれだけ大きく車体に入れているのに、こんな運転が出来るものだと驚いてします。
この電機メーカーでは、コンピューター機器などの精密機器なども取り扱っているはずで、あんなに車体を左右に振ることは積荷への影響を考えるとあり得ないと思います。
この会社は2012年4月に別地域の物流会社と合併して、別の名前の会社になってなっています。
会社の方針
この会社の公式サイトを見てみると、
- 「安全最優先の事業経営」
- 「考える職場作りによる生産性向上」
- 「活力溢れる企業風土の醸成」
- 「企業の社会的責任の完遂」
と紹介されていました。あまりにも会社の目指すところと現場の実態が異なっているようです。
【2025年9月4日追記】
ドライブレコーダー動画の氾濫
2025年では、かなりの数のクルマにドライブレコーダーが搭載されるようになっています。万が一、事故に遭ってしまったときに、相手と認識が違っていた時、ドライブレコーダーの映像は有力な証拠になる可能性があります。
そんなドライブレコーダーには他人の危険運転など、様々な動画が記録されていきます。そんな動画がYouTubeに投稿されたり、またSNSに投稿される機会も多くなっています。SNSなどに投稿された動画のうち、閲覧数が増えた動画はテレビのニュース番組で取り上げられることも多いです。テレビのニュース番組ではドライブレコーダー映像は衝撃的な動画をテレビ局としては大きな手間をかけずに視聴者に紹介できるので、もてはやされているのでしょう。そんな流れで、ドライブレコーダー映像を見る機会がとても増えています。
ただ、SNSで評判になったものを後追いでテレビのニュースの番組が取り上げるというスタイルは、テレビのニュース番組の価値を棄損しているような気もします。いつか、SNSがより一般的になったときには、テレビのニュース番組を見る価値がなくなってしまいます。今一度、ニュース番組作りについて考えるときが来ているのかもしれません。
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