iPhone4Sで音楽を聴いていると少し音質が物足りない感じもします。音質重視であれば、携帯音楽プレーヤーとしてはSONYのウオークマンを持ち歩くという方法もあり得るのですが、そう何種類もデジタルデバイスを持ち歩くのも大変です。
そこで、いつも持ち歩いているiPhone4Sで音質を向上させるためにはどうすれば良いのかを検索して調べてみました。
一つは、ヘッドホンを高音質な商品に変更するという方法があります。私は現在、JVCのHA-FX3Xという商品を使っています。こちらの商品、値段は安いのですが、
・カーボン振動板&メタルボディ
・エクストリーム ディープ バスポート
・タブラバープロテクター
・OFCコード
など、音質向上のために色々な技術が組み合わされていて、この価格帯の商品の中では迫力があって良い音がします。
ここ最近は、このイヤホンを利用して満足していたのですが、さらに他に音質向上のためのアイデアはないか調べてみました。
すると、iPhone本体にインストールすることで音質をアップしてくれることを知りました。
サウンドサイエンスという会社が提供しているiPhone向けの音質改善・楽曲再生アプリ「UBiO for iPhone」です。このアプリは有料アプリとして公開されていて、値段は450円でした。
こちらのアプリは何をしてくれるのかと言うと、音楽を圧縮したときに失われてしまった楽器の音や臨場感といったものを再現してくれる効果があります。そして、その効果について、低音・高音・臨場感の3軸で音質を調整することができます。
単純なイコライジングをしているだけではなく、何か独特のアレンジをしていることは間違えなさそうです。手持ちのイヤホンで手軽に楽しむことができる「UBiOモード」があるほか、純正の耳栓型のアダプターで騒音がひどいところでも音楽を楽しむことができる「SILENTモード」があります。
さらに、幅広い音楽ジャンルに最適な「MUSICモード」と子音などがクリアに聞こえるよう英会話のリスニングなどに有効な「SPEECHモード」があります。調整はこちらの画面で実施します。
使ってみると、低音のベースやドラムに締まりがでるほか、高音域のシンバルなどの音に余韻を感じることができます。どちらかと言うと、電子楽器は効果が強調されすぎて、不自然な音になってしまうことがありましたが、ジャズなどのアコースティックな曲ではリアリティが増して、聞き応えがありました。
ボーカルについてもエンハンサーなどの電子的な処理をしていない状態であれば、リアリティかわ増します。最近では純正のアプリは使わずに、UBiO for iPhoneばかりを使っています。
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