都立小山内裏公園を散策

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都立小山内裏公園

ぐりーんうおーく多摩で色々と買い物をしたあとにまだ時間があったので、多摩境駅の近くにある都立の小山内裏公園(おやまだいりこうえん)というところに行ってきました。「南大沢駅からは徒歩15分です)

駐車場は無料というところが嬉しいです。20台強程度の車を停めるスペースしか無いのですが、土曜日の午後でも数台は停められるスペースが空いていました。

小山内裏公園の駐車場


駐車場にラフェスタを停めたあとに、案内板を見てみました。

小山内裏公園の案内図

かなり大きな公園であることが判ります。

公園の下側をうねうねしているメインの道路は戦車道路と呼ばれています。元々は30kmにも及ぶ壮大な道路の計画だったようなのですが、戦争下でこの限定的な区間しか完成しませんでした。第二次世界大戦当時、この周辺の土地を陸軍が購入し、戦車の走行テストのために道を作りました。1943年に完成しています。戦後、防衛省の管轄となった後もこの道では数回にわたって戦車の走行テストを実施したことがあるそうです。

戦車道路の由来

こちらが戦車道路です。

戦車道路

戦車道路のところどころにはマスクを着用するように注意書きがあります。

戦車道路

戦車道路は右に左にカーブをしています。

戦車道路

こちらは戦車道路の下に道路があります。元々は尾根続きだったと思うのですが、この道路を作るときに掘り込んで橋にしたのでしょう。

戦車道路の下のガード

まず最初に、坂を下っていって「水辺の広場」というところに行ってみることにしました。ここで、ぐりーんうおーく多摩のサイゼリヤEXPRESSで買ったパスタと飲み物を食べようという作戦です。

坂を下りていくと、池を見下ろすことが出来る場所に観察用のウッドデッキがありました。比較的大きなデッキで、ここにはベンチなども準備されています。ちょっと直射日光があたって暑いですが、こちらでご飯を食べることにしました。

それにしても、ここから見える風景は不思議な風景です。池の水の中から木がニョキッとはえっていて、枯れてしまっています。どうして、このような光景になってしまったのでしょうか。この池は太田切池という名前なのだそうです。ここは大田川の最源流部になります。もともとはチョロチョロと川が流れていたのではないかと思います。

しかし、昭和60年代にこの付近を宅地開発する際に、大雨のときの水量調整をする目的で、大田川をせき止めてしまったのだそうです。そして、もともとは川のほとりにたっていた杉の木が池の中に埋没して、立ち枯れてしまいました。

大田切池

【2021/01/30追記】

自然の中でピアノ演奏ができる公園ということで、パークセンターにストリートピアノが置かれたそうです。

パークセンター

同所で毎月開催している「いきいき交流の集い」の一環で設置日は毎月第一水曜日、第三水曜日、午前10時から夕方までに限られます。

【2021/05/22追記】

 

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