シャープのザウルスが生産停止になった

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シャープのザウルス

 1990年代にPDAといえばCLIE、ザウルス、Palm、WorkPad、モバイルギア、シグマリオン、モバイルギアなどなど色々な商品がしのぎをけずっていました。私も色々な商品を代わる代わる使ってきています。NTTドコモのブランドで発売されている各社からのOEMを使う機会が多かったので、最初はカシオペア、次にGfortを購入しました。その後、NTTドコモがあまりPDAの販売に力を入れなくなってしまったので、CompaqのiPAQを購入したのが最後です。

 そんなことで今までザウルスについては使ったことがありませんでした。ザウルスは1993年に発売が開始されて国産のPDAの中では非常に人気があったブランドの一つです。最初はパソコン通信機能をいち早く取り入れたり、カラー液晶を搭載した商品を投入したり、先進的なイメージがある商品でした。その後、一時期はLinuxをOSに採用したりして、なかなかおもしろい端末だなと思っていた時期もあったのですが、結局は購入することがありませんでした。

 そうこうしているうちに、携帯電話の機能がどんどん高機能化していって、PDAは段々と売れなくなってしまいました。シャープのザウルスについても、2006年の3月に最後の新製品を投入したあとは、新製品の発表がありませんでした。

 そんな中、シャープがザウルスの生産をヒッソリと停止していたというニュースが出ていました。流通在庫が無くなってしまったら販売そのものも中止してしまいます。しかし、修理などのアフターサービスについては今後も継続されます。

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