初台のNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]を見学

ぐるっとパス2008で「世田谷・新宿・池袋エリア」の施設にまだ行っていなかったので、新宿のオペラシティにあるNTTインターコミュニケーションセンターというところに行ってきました。

ぐるっとパスは都内の美術館、博物館などの施設を見て回ることができるので、とてもお得なパスです。

NTTインターコミュニケーションセンターは日本の電話事業100周年の記念事業として設立されたNTT東日本が運営する文化施設です。「コミュニケーション」というテーマを軸にして科学技術と芸術文化の対話を促進しアーチストやサイエンティストを世界的に結びつけるネットワークや情報交流の拠点となることを目指しています。

電車で行くとしたら、京王線、初台の駅で下車です。今回は「宿44系統」という小田急バスに延々と揺られて、東京オペラシティ南というバス停で降りました。NTT東日本の本社ビル前です。

そこから道を挟んで隣にある、オペラシティタワー方へ行きました。

080518_122531.JPG

スポンサーリンク

ICCの受付へ

ここの4階にICCの受付があります。エスカレーターを上っていき、3階でどっちへ行けばよいか判らなくなり、館内を歩いていると、2階のだだっ広いロビーの中にポツンと銅像が1つ立っているという不思議な光景に出くわしました。

080518_111451.JPG

入り口から入ると、右側がカフェコーナー、正面が受付です。日曜日の午前中に行ったのですが、4階のフロアーはガランとしていて、受付の人以外はいない様子です。

受付で「ぐるっとパス」を出してみたら、「現在展示中のものはすべて無料でご覧いただけますので、今回は半券をお切りしません。よろしければスタンプは押します」ということでしたので、世田谷・新宿・池袋エリアのスタンプだけ押してもらいました。有料の企画展を実施しているときだけ、半券を切るようなことになっているのでしょう。

アートとテクノロジーの融合

4階にはあまり展示が無いので、音が鳴る階段を上がって、5階に行きます。NTTの施設ということなので、電話やインターネットに関係する展示が多いのかと思っていたのですが、どうも感じが違います。年度単位で展示物を入れ替えているようなのですが、現在はオープンスペース2008という展示が行われていました。(ICC ONLINE | オープン・スペース 2008 | 4つのゾーン・コーナー

公式サイトには下記のように紹介されています。

ICC オープン・スペースは,ギャラリーの一部,図書室,ミニ・シアター,ラウンジなどを活用し,年度を通じて開放される入場無料のコミュニティ・スペースです.これまでICCが理念として掲げてきた活動の集積として,アート&テクノロジー,研究開発,ネットワーク,アーカイヴなどのゾーン及びコーナーにおいて十数点の作品が無料で鑑賞できるとともに,ICCの活動の歴史をさまざまな資料,映像記録などにより参照することが可能です.カフェ,ショップ,休憩スペースなどのアメニティ機能を持ち,くつろぎ楽しみながら先進的な表現活動に出会い,交流し,新しいコミュニケーション文化の流れを感じ取れる「場」となることを期待しています.

計算の庭

アートとテクノロジーの融合というその名前の通りの展示という印象でした。一緒に行った子どもが最も喜んだのは「計算の庭」です。こちら(ICC ONLINE | オープン・スペース 2008 | 展示作品)で紹介されていますが、入り口で数字が書いてあるカードを選んで、「X3」、「+2」、「-4」、「÷2」などと書かれたゲートをくぐっていきます。すると、その計算が実行され、最終的に73になれば、出口のゲートから外に出ることができるという仕組みになっています。今回の場合、4の数字が書かれたカードで開始して、5回のゲートをくぐることで73を作ることができました。

この計算の庭ですが、森美術館で展示されていたこともあるようです。(MASAHIKO SATO | TOPICS OF TOPICS :: 「計算の庭」 森美術館で展示しています

コメント