FONソーシャルルーター「La Fonera」でWiFiを開放

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fon La Fonera

昨年の暮れから日本でもサービスを開始したFONをご存じでしょうか。FON(フォン)とは世界中に広まりつつある大きなWiFiのコミュニティです。

すでに自宅まではブロードバンド環境が来ていると思いますが、このブロードバンド環境にFONが提供する無線LANアクセスポイントを接続し、公衆無線LANとして解放する仕組みになっています。

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公衆無線LANスポットとして活用

つまり、自宅の周りに公衆無線LANのホットスポットができあがります。このように無線LAN環境を開放すると、今度は自分も外出先でFONのアクセスポイントが利用できるようになります。つまりGIVE AND TAKEの世界になっています。

FONの参加者のことは「Fonero(フォネロ)」と呼びます。「Fonero」になるためには「La Fonera(ラ・フォネラ)」を購入して自分のブロードバンド環境をFONのアクセスポイントに接続するだけです。

セキュリティは大丈夫か?

心配なのは自分の家のブロードバンド環境を一般向けに提供することになるのでセキュリティがどうなっているのかが気にかかります。

この無線LANアクセスポイントがおもしろいのはSTATION IDを二つ持っていて、一つは公衆無線LAN用、そしてもう一つを自分用と設定できる点です。公衆無線LAN用のSTATION IDに接続したユーザーからはLAN上の資源にはアクセスできないような仕組みになっているようです。これがどういう形になっているのかは商品が届いて試してみたらレポートを追加したいと思います。

アクセスポイントの位置

「La Fonera」のアクセスポイントはいったいどこにあるのか、簡単に知る方法があります。グーグルマップの上にアクセスポイントがある位置が表示されるシステムになっています。下記のページで確認することが可能です。(本家よりもこちらの方が使いやすいです)

★Simple FON Maps – 近くの FON AP を探そう!

たとえば、中央線の荻窪駅の近くを見てみると、下のキャプチャー画面のようになります。

ogikubo.png
 まだ、サービスを開始したばかりなのに、非常にアクセスポイントの数が多いのがよくわかるかと思います。従来は商用の無線LANスポットがジワリジワリと数を増やしていましたが、まだまだ、どこでも使えるという状況ではありませんでした。しかし、今回、FONがサービスを開始したことで僅か数ヶ月の間に今までの商用無線LANサービスのアクセスポイントの数を一気に抜かしてしまったのではないでしょうか。しかも、まだ日に日にアクセスポイントの数が増えているように思えます。

これで確認してみると、私の家がある町内には3カ所のアクセスポイントがあるようです。まだ、町内全域をカバーするにはほど遠い状況ですが、まだサービスが開始されてから3ヶ月程度でここまでアクセスポイントがあるというのは凄いことだと思います。

ここでアクセスポイントにあたりを付けておけば、あとはそのエリアで、ログインIDとパスワードを使ってログインし無線LAN通信を実施できるようになります。

Fonero(フォネロ)の種類

「Fonero(フォネロ)」には3種類の分類があります。日本では下記の分類の中でLinusだけが提供されています。これは想像ですが、ある程度のアクセスポイントが設置されるまではLinusだけに制限をかけていくのではないかと思います。

「Linus(ライナス)」:FONアクセスポイントを無料で提供し、他の「Fonero」に無料で使ってもらいます。もちろん、自分も他のFONアクセスポイントを無料で使用できます。

「Bill(ビル)」:FONアクセスポイントを有料で提供し、アクセスポイント使用料の中から報酬を受け取ることができます。ただし、自分が他のアクセスポイントを利用したい時は使用料がかかります。

「Alien(エイリアン)」:自分ではFONアクセスポイントを設置せず、他のFONアクセスポイントを使用料を払って利用します。

TSUKUMOが精力的に販売

日本ではTSUKUMOが大々的にFONの販売を実施しています。興味のある方はTSUKUMOのサイトをご覧ください。アクセスポイントも1980円で売られています。

私はというと、楽天スーパーポイントを消化したかったので、今回は楽天市場にある「いーでじ」というお店でアクセスポイントを購入しました。こちらも商品の代金は1980円です。送料は500円でした。

商品が届いたら、また追加でレポートを書いていこうと思います。

(2007/03/14追記)

La Foneraが到着

今日、La Foneraが届きました。購入したのは楽天市場の「いーでじ」、そして商品の値段は1980円、送料は500円でした。箱は思っていたよりも非常に小さいです。箱には特に日本語での説明は無いようです。

F1000087.JPG
 無線LANのアクセスポイントとしては激安の部類に入るのではないでしょうか。箱を開けてみると、一番上には「かんたんインストールガイド」というものが入っています。A4両面でカラー印刷されたものですが、これを見ると、ブロードバンドルーターとの接続方法やWindows XPを使った場合のワイヤレスネットワークへの接続方法、そしてFONコミュニティへの登録方法など必要最低限のことは書かれているようです。

F1000088.JPG
 そして説明書やシールなどを取り除くとACアダプターが入っている白い箱、アクセスポイント本体、LANケーブルが出てきました。アクセスポイントはこれもまた小さくて良い感じです。

ユーザー登録

まずは、こちらのページ「FON」でユーザー登録をします。左端のメールアドレス、パスワードを入れるボックスの下に「登録」というリンクがありますので、ここから登録のページへ飛びます。登録のページでは必要な情報を入力して登録を完了するとメールが送られてきます。このメールにあるリンクをクリックすると、本登録が完了します。

ブロードバンドルーターの後段にFONのアクセスポイントを付属のLANケーブルを使って接続、そしてクライアントパソコンからアクセスをしてみると、確かにSSIDは二つ増えているのが判ります。このうち、MyPlaceの方は自分が使用するためのSSIDで、FON_APの方は公衆用の無線LANアクセスポイントという形になります。BUFFALOのクライアントツールで見ると下記のように見えました。

acpoint.png
 さらにアクセスポイントのある場所をアップしてみると、下記のようになります。

nishiogi.png
 MyPlaceの方はWPAで保護されています。このWPAキーについては各個体別に別々のキーがデフォルトで設定されています。そのキーを確認したらクライアントパソコン側もでそのWPAキーを設定します。一方でFON_APの方は公衆用なので特にセキュリティでは保護されていません。もしも、他人がこのSSIDを使用するときには接続をしたあとに、ブラウザ画面で認証することで無線LANを接続できるようになります。

接続確認

この中で、FON_APの方にアクセスしようと思ったのですがうまく繋がりません。本当は接続した後にブラウザを立ち上げると、ユーザー認証画面に強制的に遷移するはずなのですが、ブラウザ画面には何も表示されないまま時間が経過してしまいます。無線LAN接続まではしているものの、DHCPからIPアドレスを取得するところがうまく行っていないように見えます。

どうもBUFFALOのクライアントソフトとの相性の問題にも思えてきたので、RENOVOのサイトからTHINKVANTAGE ACCESS CONNECTIONをダウンロードしてきてパソコンにインストールし、パソコンを再起動してみると、今度は何事も問題なく、きちんと動作するようになりました。

つぎに、FON_APで表示されているアクセスポイントにアクセスすると、今度はFONのサイトに飛ばされました。ここでログインすることでパブリック側のアクセスも問題なく出来るようになりました。そのあと、アクセスポイントを設置した場所を詳細に設定します。グーグルマップでは、どの家から電波を発信しているかが判るほど詳細に場所を特定することができますが、あまり詳細すぎるのも良くないと思い、あえて近くの道の真ん中にポイントしておきました。

FON MAPSで見ると、「電波が出ていないかも」と表示されるので、まだ何かの設定が不足しているかもしれません。もう少し研究してみます。→その後見てみると、何事も問題なく、緑色の表示に変わっていました。

管理画面

自分が設置したアクセスポイントに誰がアクセスしたかも管理画面(fonソーシャルルーターの設定画面)で履歴を見ることができます。さすがに今日設置したばかりなのと、住宅街の真ん中にアクセスポイントがあることから、ほかの人が私が開放しているアクセスポイントを使用した形跡は無いようです。さらに同じ設定画面ではFON_APを介してどの程度の帯域を公衆LANに開放するかということを下記のように設定することができます。

share.png
 この設定をしておけば、自分が使用するときに、インターネット接続が遅くて使い物にならなくなったということになる心配がありません。

(2007/04/09追記)

約1万ヶ所のアクセスポイント

FONに関する特集記事が日経ビジネスオンラインに載っていました。日本はFONが進出する25番目の国で、12月の発売開始以来、3ヶ月あまりで9500カ所以上のアクセスポイントが設置されたようです。FONとしては日本国内には7万5000カ所ものアクセスポイント設置をねらっているそうです。この記事の中には気になる記載がありました。

 関係者は「ニフティとソネットエンタテインメントの2社が、フォンとの業務提携に向けて前向きに交渉を進めている。数カ月以内に発表できると思う」と明かす。ネット黎明期からISP事業を続ける老舗のニフティやソネットは、ブロードバンドの普及に伴い、シェアをじりじりと下げてきた。「競争が激しい業界で生き残るためには、規約で顧客を縛るのではなく、新たな船に乗った方がよいとの判断に傾きつつある」

★「ネット接続0円」の衝撃波 (時流超流):NBonline(日経ビジネス オンライン)

このFONのサービスですが、大手インターネットサービスプロバイダーから見ると、自分たちが契約者に有料で貸し出しているブロードバンド回線が勝手に第三者に又貸しされる形になるので、あまり良い気持ちはしないのだろうなと思っていたのですが、上記の記事が本当であればおもしろい動きだと思います。

(2007/04/14追記)

日本でのFONのAP設置台数がとうとう1万台を超えたと言うことで、4月14日は一日のあいだ、FON SHOPでアクセスポイントが無料で配布されました。無料とは言っても送料と代引き手数料はかかるので1000円弱の金額の負担は必要です。ついWEB上からもう1台申し込んでしまったのですが、まだ申し込み受付終了のメールは返信されてきません。かなり大量な注文を受け付けたのではないでしょうか。

(2007/04/28追記)

電気代は1ヵ月で100円

このLa Foneraですが1ヶ月の電気代は100円程度のようです。でも、この本体はサイズを小さくしていることもあり、かなりケースが熱くなります。さわることが出来ないほどの熱さではないですが、これから夏を迎えることを考えると少々心配なところです。

先日、1日だけですが日本国内で1万台のLa Foneraが設置されたことを記念して、無料で本体が配布されるキャンペーンが行われました。

FONがアクセスポイントを無償配布 4月14日限定

私もこの機会を利用して、もう1台のLa Foneraを購入しました。こちらで入手したアクセスポイントの方には、さらに高機能化することができるファームウエアであるDD-WRTをインストールしました。

La Fonera(FONルーター)のDD-WRT導入成功

なかなか調子よく動いています。現在はあとから購入しDD-WRT化した方の1台だけを運用していますが、すでにFON MAPで確認すると緑色から黄土色に変わってしまいました。La Foneraは1時間に1回ずつ動いていることを証明するための電文をFONに送っているようですが、これが届かないと黄土色に変わってしまうようです。さらにこのまま1ヶ月が経過してしまうと、IDが取り消されてしまうらしいので、もう一台のLa Foneraも稼働させておこうと思っています。

【2009/07/15追記】

新機種登場

La Foneraに新しい機種が追加されました。一つはLa Fonera Plusです。今までのLa Foneraは既に家庭内でネットワーク(LAN)を構築している人が無線LANのアクセスポイントを増やすというコンセプトで作られていましたが、今回のPLUSでは家庭内のネットワークをこの1台で構築できるようにLANポートが追加されています。このポートにハブを追加すれば複数の有線ネットワーク機器を接続することが出来ます。

また、もう一つはラフォネラ2という機種です。LA FONERA 2.0に接続されたUSBハードディスク内のファイルを共有することが可能になります。普通のUSBハードディスクがいわゆるNASに早変わりするということになります。

コメント

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