外食産業の動き

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和風つけ麺

 ワールドビジネスサテライトを見ていると外食産業に関する最近の動向に関して特集を放送していました。最初に紹介されたのが長崎チャンポンのチェーン店であるリンガーハットです。ここは今までは長崎チャンポンの並盛りが399円でした。

 それなのにたくさんの具がのっていて、とても価値のあるいっぱいです。この長崎チャンポンが399円から450円に値上げされてしまうそうです。西暦2000年に値下げ戦略に出て以来、6年ぶりの値上げです。このリンガーハットの長崎チャンポンは450円でも十分に価値があると思いますので、たぶん、また食べに行くような気がします。


 次に紹介されたのが、ラーメンの幸楽苑でした。ここは以前はラーメン1杯が400円弱でした。しかし、今ではさらに値下げをして300円弱になっています。この報道の中で興味深かったのは、具や麺などの素材に関する原価を公表していたのですが、これが117円だそうです。これに人件費や店舗の運営費用、光熱費などが加わって、本当の原価ということになります。

 とすると、原価率はかなり高くなってしまいそうな気がしますが、幸楽苑もよく頑張っていると思います。ちなみに幸楽苑ではラーメンだけを頼むお客さんは少ないらしく、餃子やセットものを一緒に頼むのでしょう、平均の客単価は500円程度になっているそうです。幸楽苑はこの低価格戦略を維持するために、小田原に新工場を作っているそうで、ここではフルオートメーションによる商品製造で原価の削減に努めるそうです。

 同時に紹介されたのは同じくラーメンの日高屋でした。ここではラーメンの値段は400円弱ですが一部の店舗では実験として300円弱の値段で営業しているそうです。あくまでも、300円弱で売っているのは実験であり、商品の質は落とさないという説明をしていました。私自身はあまり日高屋を使ったことがないので、印象がないのですが、幸楽苑と比べるとどんな感じなのでしょうか。

 最近は景気も上向いてきて段々と商品の価格が高くなってきました。この景気、いつまで続くのでしょうか。

(2006/08/28追記)

 今日は会社から家へ早く帰ってくることができたので、子どもを連れて近所のリンガーハットまで行ってきました。まだ、外は少しだけ明るい時間帯だったためか、店内は空いています。私は定番の長崎チャンポンを頼んで、子どもはお子様メニューの中からチャンポンセットを頼みました。

 私の長崎チャンポンは399円なのに子どもチャンポンセットは少なめの長崎チャンポンとピーチゼリーがセットになって500円です。何となく、子どもの方が高いのには納得がいきませんが、まぁもともとの値段も安いので、これでよしとします。やはり長崎チャンポンは野菜や豚肉、タコなどのいろんな具が載っていてとてもおいしかったです。やはり、値上げをしてもこのお店には近いうちにまた来るような気がします。

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