映画 「マイフェアレディ」

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マイフェアレディ

 今日は15時からNHKハイビジョンで「マイフェアレディ」を放送していました。昔、リバイバル上映をしていたのを映画館で見たこともありますし、またDVDも持っているのですが、ただ何となく見てしまいました。

 先日紹介したサウンドオブミュージックと同じく、こちらもミュージカルですが、その映画としてのコンセプトには大きな違いを感じます。

 サウンドオブミュージックはロケを中心にしているのに対して、こちらのマイフェアレディは舞台の雰囲気を大事にしているように思えます。

 細かい演出も舞台のものをそのまま持ってきているのでは?と思わせるところが多々あります。たとえば、激しく道の上を行き交う人々がパッと止まり、突然「静」を演じる場面があります。

 これはロケでやってしまうと非常に不自然になると思うのですが、舞台だと思えば何を狙っているか想像することができます。


 ブロードウエイでの初演はイライザ役はジュリーアンドリュースでした。映画版になってはじめて、オードリーヘップバーンがイライザ役を演じることになります。

 オードリーヘップバーンと言えばやはりローマの休日を思い出しますが、このマイフェアレディでは貧しい娘から貴族の娘までをよく演じきっていると思います。歌の部分は吹き替えられてしまっているようですが、もとのオードリーの歌声も聞いてみたいところです。(DVDの種類によっては、オードリヘップバーンの声がそのまま納められている場面を付録としてつけているものもあるようです)

【2011/12/21追記】

 マイフェアレディの中で出てくる曲、「君住む街角」は竹内まりやにカバーされています。ブロードキャスターという情報番組のテーマソングとしても使われていました。

 ☆ブロードキャスターのテーマ曲変更 君住む街角 竹内まりや

 良い曲だと思います。

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