愛知万博さつきとメイの家は現れなかった予約者が300人

さつきとメイの家

2025年1月8日追記

2025年現在では、2022年11月に開場したジブリパーク「どんどこ森」エリア内の施設なっています。このエントリーではジブリパーク開場前の様子を紹介しています。

 先日も伝えた万博の「さつきとメイの家」ですが、今日の報道によると、開幕後3日間で予約をしている人のうち300人が現れなかったそうです。

 この予約券はかなりの人気があって、なかなか手に入らないのですが、予約をした人が急に行くことができなくなった場合、オークションで売る程度の策しかありません。

 しかし、もともとは無料で手に入れたものなので、オークションで処分するのも気が引けるし、結局は人に譲ることができずに、結局はその入場予約券は使われなかったということになってしまうのだと思います。なんとももったいない話しです。何とかならないものでしょうか。

(2005.9.25追記)

 結局、「サツキとメイの家」のの入館引換券の発行方法が変更になりました。6月の閲覧分より、予約方法が従来のローソン予約システム「Loppi」による発券から、官製はがきによる応募方法に変更になりました。lこのLoppiによる発見方法はすでに三鷹の森ジブリ美術館の入館券の発券で実績がありましたが、今回のさつきとメイの家の入館引換券の発行には向かなかったということなのでしょう。発売前夜にはローソンもたいへんだったことと思います。また、これで入館引換券を入手したものの結局は会場に行かなかったということも減るでしょう。

 ネットで検索をしてみると、この官製はがきによる方法に変わってからは、入館引換券が入手できたという書き込みもかなり見られます。競争倍率はかなり高かったと思われますが、従来よりはより公平に入手できるようになったのでしょう。

 その愛知万博もまもなく閉幕を迎えようとしています。さつきとメイの家自体は、そのまま愛知万博の会場があったところに残るようですので、愛知万博が終わってしまえば「さつきとメイの家」だけを目当てに来る人も減ると思われますので、より見学が行いやすくなるのでしょうか。とはいっても、再公開できる目安は2006年の夏以降ということですので、まだまだ当面は先の話しになってしまいます。

 また、「さつきとメイの家」の設計図も市販されています。「サツキとメイの家のつくり方」という本を購入すればさつきとメイの家の設計図が載っているそうです。この本を購入して大工さんにお願いすればサツキとメイの家と同じ家に自分が住めるようになります。ちょっとおもしろい企画だと思います。

 しかし、映画に出てくる主人公が住んでいる家を公開するだけで、こんなにたくさんの人が集まってしまうというのには本当に驚かされます。幼稚園に行っている子どもですら、道を歩いていると、「あるこう、あるこう、私は・・・」と突然のように歌い出しますので、「となりのトトロ」というアニメーションの人気の高さがよくわかります。ジブリにはこれからも良い映画をどんどん作って欲しいです。

コメント