2004年3月31日に地上波で草彅剛主演の映画「黄泉がえり」を放送

明日(3月31日)、映画「黄泉がえり」を放送するそうです。原作は1999年に発表された梶尾真治の小説で、2000年にかけて熊本日々新聞の土曜夕刊で連載されていた小説でした。息を引き取った人が黄泉の国から帰ってくることから「黄泉がえり」というタイトルが付いています。

一方で映画の方は2003年1月に公開されました。公開期間は3週間の予定で上映されましたが、映画の良さが口コミで広がって異例の動員数を記録したことがウイキペディアで紹介されていました。最終的には3週間以上のロングランヒットになりました。興行収入は30.7億円です。

主題歌はRUIの「月のしずく」が使われました。RUIは柴咲コウさんのもう一つの名義です。

映画ではSMAPの草彅剛さんと女優の竹内結子さんが主演しています。映画では原作と異なり、熊本県阿蘇地方で死んだ人が蘇る(原作では熊本市およびその周辺)という超常現象が起こります。この現象を厚生労働省の職員が解き明かしていきます。

  • とある独身胃癌患者ののん気なmemo: 3/31黄泉がえり放送

リンク先のページが無くなったため、リンクを削除しました。2025年4月18日

今までこの映画を見ることができなかったので、この機会にPSXで録画予約しておこうと思います。

(2005.10.8追記)

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映画 この胸いっぱいの愛を

黄泉がえりのスタッフがまた新しい映画を作ったようですね。「この胸いっぱいの愛を」という映画です。

今回もタイムスリップが関係するようで、「黄泉がえり」、「いま、会いにゆきます」と3部作ということになるのでしょうか。こちらでレポートしています。

また、「この胸いっぱいの愛を」の公開に先立って、「黄泉がえり」がまたテレビで放送されました。

【2020/08/14追記】

原作

原作はこちらの小説です。

作者が熊本出身、熊本在住なので、熊本に実在する地名が多く登場します。2017年7月からは、熊本日日新聞の土曜夕刊で「黄泉がえりagain」が連載開始されました。

【2025年6月20日追記】

神保町シアターの大きいスクリーンで鑑賞

神保町シアターで上映することを知り、金曜日の夜7時15分から始まる回で観てきました。映画館で観るのは今回が初めてですし、通してじっくり鑑賞するのは20年ぶりくらいだと思います。

最近は映画作りもデジタル化されていて、とても映像が綺麗なのですが、こちらの作品はフィルムで撮影された作品、ノイズや解像度の粗さはあったものの、絵に迫力があります。人物の顔のアップなどは、まさに生きている人という説得感があり、フィルムの映画の良さを改めて感じました。フィルムの継ぎ目は右上に丸い輪っかが2回、切り替えの合図として出ますが、この作品でもしっかりと出ています。ただ、2台の映写機で交互に映写しているのか、フィルムからデジタルに落とした映像を使っているのかはわかりませんでした。

この「黄泉がえり」という作品、ストーリーは映画化するには難しい原作だったと思うのですが、草彅剛さんや竹内結子さんの演技はとても良くて光っていました。

今回、神保町シアターで初めて映画を観たのですが、意外と劇場は広くて、座席もフカフカ。お尻が痛くなるようなこともなく、くつろいで映画を観ることができました。

一階の受付でチケットを購入すると、整理番号がチケットに刻印されています。入場時はこの整理番号を5番刻みで呼んでくれるので、早めに行っても並んで待つ必要はなかった点も良かったです。

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