地下鉄東西線に乗って中野駅に向かっていると、面白い車内放送がありました。JR中央快速線の乗車位置が変更されたそうです。立川方面行の快速電車であれば、中野駅では単純に高円寺駅よりに2両分電車が停まる位置が変わりました。
したがって、中野駅で最も新宿駅寄りの階段で乗り換えると、中央線のホームを無駄に2両分、高円寺寄りに歩かなくてはいけません。
なんでこんなことが起こったかというと、中央快速線の電車に2両のグリーン車が増結されるためです。しかし、2024年9月11日現在ではまだグリーン車が増結されていないので、こんな無駄が発生していることになります。
また、一夜にして全編成にグリーン車が組み込まれるわけではなく、編成ごとに順次増結されていき、全部に増結される2025年の春に正式にグリーン車がサービス開始となります。それまでは、10両編成の列車と12両編成の列車が混在するので、非常に厄介な状況になります。
JR東日本では来年春に正式にグリーン車のサービスを開始するまでの間は、グリーン車を増結している編成ではグリーン車をお試しで無料利用できるようにすると発表しました。グリーン車のアピールを兼ねての販促活動という位置づけかと思います。きっと、始発の駅でグリーン車が満席になるような状況になるのではないでしょうか。空席待ちのためグリーン車で立つお客さんの乗車を無料お試し期間中に認めるのかどうかは、調べても分かりませんでした。
グリーン車ではつり革などの立っているお客さんの安全を確保できる設備がないと思うので、立ち席は認めないのではないかと想像しています。
無料お試しが始まったときの乗客の反応がどうなるのか楽しみです。
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