ドコモのポイント還元が1200億円超で連結営業利益の12%に到達

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NTTドコモが運営しているdポイントの還元額が非常に大きくなっていることが日経新聞で取り上げられていました。その金額は2019年3月期で1200億円超となり連結営業利益の12%もの金額に相当する規模になるそうです。

ドコモのdポイントは、ドコモの携帯電話を契約していなくても利用できる制度です。dポイントと提携しているお店やサービスを利用すると、ポイント還元を受けることができます。提携しているお店としては、マクドナルド、ローソン、マツモトキヨシなどがあります。

私自身、IIJの格安SIMを利用しているので、ドコモの携帯電話サービスは利用していないのですが、先日、dポイントのカードが一方的に送られてきました。

ドコモが提供しているdTVなどのサービスは契約しているので、そのIDに紐づけられている住所に送付されたのかと思います。ただ、今のところはdポイントを積極的に貯めたり使ったりすることは考えていません。店舗などで支払いをするときは、スマホの電子マネー機能で清算することが多いので、あえて財布の中からdポイントカードを出すのが面倒くさいからです。

同様の理由でファミマやすかいらーく系列のお店を利用するときにTカードを出すこともありません。逆にYahoo!ショッピングで買い物をするときには自動的にTポイントが貯まっていくので、この分だけは使っています。

できれば、同じドコモが運営している電子マネー、IDで清算すると自動的にdポイントも付与される等の手間がかからない仕組みが提供されると煩わしさがなくなるのでうれしいです。

一方で、楽天スーパーポイントは楽天市場での買い物や楽天トラベルでの旅行、楽天証券での取引などに対して自動的に付与されるので、こちらは多用しています。同様にJALのマイルについては、JALを利用したり、セゾンアメックスのクレジットカードを利用すると貯まっていくので、こちらも煩わしさがなくて良いです。

ポイントのシステム自体の発想が自社のサービスで顧客を囲いこみたいという点にあるので、いくつものポイントが乱立してしまっていて、消費者から見ると不便なこと、この上ありません。ポイントの仕組みが各社で乱立していても、複数のポイントカードの中から目当ての1枚を選ぶのではなく、またスマホの中から目的のアプリを立ち上げるのでもなく、単純にお店でスマホをかざせば必要な処理ができる等の仕組みができることを切に願っています。

【2018/09/13追記】

今度はdポイントが第三者により不正に使われる被害が多発していることが発表されました。対策としてNTT docomoでは約3万5000人のポイントの利用を停止したそうです。今回の不正を発見したきっかけは、利用者から先月末にdポイントを知らない間に使われたという申告があったことです。

この申告をもとに調査をしたところ、dポイントの加盟店が運営しているWEBサイトに不正なアクセスがあり。このサイトのページにあったdポイントの番号が盗み見られたことが原因と推測されています。これより不正アクセスの可能性がある3万5000人を特定したようです。

dポイントの番号を盗み見られるだけで、第三者が不正にポイントを使うことができるということが怖く感じました。

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