最近、ソースネクストの驚速シリーズが次々に発表されていますが、今度は驚速RAMディスクが発表されました。
このツールはメモリーの空いている領域に仮想のディスクドライブを作ってくれます。RAMディスクを使うとハードディスクへの物理的なIO動作を伴わないため、スピードがとても速くなります。
最近ではメモリーがとても安くなってきて、1GBとか2GBといった単位でメモリーを増設している場合も多いので、確かにRAMディスクとして活用するには十分な環境ができてきたのかと思います。
以前、まだWINDOWSが無い頃、OSとしてはMS-DOSを使用していたときですが、この頃にもRAMディスクドライバーが流行っていました。1990年頃でしょうか。
このドライバーはとても賢いドライバーで、あいているメモリー領域を自動的にディスクキャッシュにしたりRAMディスク領域にしたりといったことができたと思いました。当時はメモリー量も数MBしか無いころでしたが、それでも一部をRAMディスクにして、一太郎のワークファイル領域をこのRAMディスク領域に作ったりしていました。
その後、同様の機能を持ったドライバがメルコ(現BUFFALO)とかIODATA社のEMSメモリーボードに添付されるようになり、使っていました。
当時はEMSメモリーボード自体では商品の差別化ができなくなってきていたので、ドライバを高機能にして差別化をしようとしていたのだと思います。今回の驚速RAMディスクも開発元はIODATA社ということなので、きっとこの頃の流れをくんでいるのかなと思います。
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