NTT東日本のBフレッツが2006年4月末時点で200万契約を突破

NTT電話局

 NTT東日本が提供している光ファイバーによるインターネット接続網サービスであるBフレッツが4月末で200万契約を突破したと発表しました。

 フレッツADSLの契約数は約300万契約なので、かなりBフレッツがフレッツADSLを追い上げています。また、契約者数のグラフを見ると、平成18年3月から4月にかけては、フレッツADSLの契約者数がほとんど伸びていませんので、年内にはBフレッツの契約者数がフレッツADSLの契約者数を追い抜かすと予想されています。

 最近は「ひかり電話」という強力なコンテンツがBフレッツで提供はされていますが、それ以外に「Bフレッツではないとできないこと」はあまり無いのではないでしょうか。まだまだ、Bフレッツならではのコンテンツという意味では不足しているように思います。ブロードバンドのコンテンツとして有力なテレビ番組などの配信については、通信分野と放送分野の壁が厚いために、まだ解決されそうにありません。

 つい先日、ヤフーでは、ヤフーオンラインシアターという新しいサービスの提供が始まりました。毎月定額の使用料を払っていると、映画をオンラインで選択して見ることができるというサービスです。また、ペーパービューにはなってしまいますが、チャ-リーとチョコレート工場などの最新作も見ることができます。このようなコンテンツは光ファイバーを有効に使用することができるコンテンツなのではないでしょうか。

 せっかくの光ファイバーの帯域なので、これを生かすコンテンツが早く普及することを願っています。

【2025年5月14日追記】

 2023年3月末時点では、NTT東日本のフレッツ光(光コラボを含む)の契約数は1332万6000件と報告されています。そのうち、光コラボの契約数は987万1000件なので、大半が光コラボによる契約という形になります。

 しかし、スマホを使って通信をする人が増えているので、今後は光ファイバーの契約をしない家庭も増えるのではないかと思います。

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