
今日は子どもの自転車の練習をかねて井の頭公園まで行きました。吉祥寺通り側から井の頭公園池の方へ降りていくと、梅の花が咲いていてその奥に井の頭弁財天が見えました。
井の頭池中の島にある弁財天は天慶年間(938年〜947年)に源頼朝により創建されたと伝えられています。神田上水の水源の神として、また音楽や芸能の神としての弁財天は江戸の人にあつく信仰されていました。そのため、弁財天の周りには江戸の商人から寄進されたたくさんの石灯籠や石橋、石階段などの石造物が残されています。
弁天堂は寛永13年に徳川家光により再建されたとされていますが、その後、大正13年に火災で焼失し、現在の社殿は昭和2年に再建されたものです。
井の頭弁財天で銭洗い
弁財天の裏側には銭洗いができるところもあります。

こちらは弁財天の狛犬です。こちらは作られたのが明和8年、1771年で、なんと250年も前に作られた貴重なものです。

とても風光明媚です。

石灯籠一対は天保4年(1833年という記録がありました。

今日は午前中は晴れでしたが午後からどんどん天気が崩れていきました。井の頭公園は非常に人が多くて、たくさんの人が池のまわりの道路を歩いています。風が昨日ほど強くなかったのが幸いです。多少、肌寒い感じもありましたが、池のボートもかなりの人が利用していました。
これから暖かくなると、井の頭公園は桜が咲きます。井の頭公園は桜の名所というだけあって、池のまわりの桜の木々が花をつけると見事というしかありません。

でも花見客がものすごくたくさん集まるので、花見をしにきたのか、人を見に来たのかわからなくなってしまう点は残念ではあります。また花見客のマナーが非常に悪く、花見シーズンは公園はゴミだらけになってしまいます。

朝、井の頭公園を通りかかると、たくさんのカラスがゴミをあさっているので、それはひどい光景になります。井の頭公園の近くに住んでいる人には非常に迷惑がかかっているのではないでしょうか。
【2016/01/17追記】
武蔵野吉祥七福神めぐりバスと井の頭弁財天
お正月になると吉祥寺駅を出発して武蔵野市の七福神を巡ってくれる特別なバスが運行されます。こちらのバスで最初に立ち寄るのが井の頭弁財天となっています。吉祥寺通りの万助橋の近くにある井の頭公園駐車場にバスは停まり、そこから徒歩で弁財天まで行きます。
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