結論は出にくい不動産は買うのと借りるのはどっちがお得か?という問題

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リフォーム-部屋

最近は土地もマンションの値段も下がり続けているので、マンションや一戸建てを買うのと賃貸住宅にするか悩んでいる人は多いのではないかと思います。下記のサイトでかなり詳細に賃貸派と購入派の現実に近い比較がのっていました。

「今の住まいに満足していますか? 買う、借りる、ホントのところ、、どっちがお得??」


これを見ると、賃貸も購入も甲乙付けがたいという感じでしょうか。あまりこの記事の中では触れられていませんが、購入派は買ったところにずっと住み続けなければいけないのに対し、賃貸派はボロクなったときに住み替えが簡単にできるというメリットがあります。

一方、これからもしも大幅に景気がよくなって、物価が高くなるようなことがあると、賃貸の家賃は高くなる可能性がありますが、購入物件のローン返済は固定金利であれば変わりません。変動金利型のローンだと賃貸と同じように値上がりリスクがありますね。

さらに、会社の命令で転勤を命ぜられたとき、賃貸ならば住み替えは簡単ですが、購入派は売却や他人への賃貸を検討しなければいけません。色々な条件があって、簡単な比較は難しいですね。

マンションでなくて、絶対、一戸建てに住みたいということであれば、賃貸では候補が極端に少なくなってしまうので、購入に軍配があがると思うのですが、賃貸とマンションの比較は難しいということがよく判りました。

【2021年2月2日追記】

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サブスクリプションサービスの台頭

以前は音楽コンテンツや動画コンテンツはCDやDVDで購入するのが一般的でしたが、インターネットが普及した現在は自分ではコンテンツを所有せずに「利用する」のが一般的になりました。いわゆる月額固定料金を支払うことでいろいろな動画や音楽が使いたい放題になるサブスクリプションサービスが一般的になってきたためです。

特に音楽や動画コンテンツの場合、メディアを購入して所有したとしても、何十年の単位でみれば、そのメディアがいつまでも利用できるとは限りません。昔のLPレコードを再生できるプレーヤーが今では減ってしまったのと同じように、コンパクトディスクもいつまで再生できるのかは保証はありません。その点、サブスクリプションサービスに加入しておく分には自分では所有するものは何もありませんので、メディアの衰退を心配する必要もなくなります。

車に関しても都会では自分で所有する人は減ってきてカーシェアリングを利用する人が増えています。週に1回から2回程度しか利用しない自家用車にお金を払って、しかも都会の高い駐車場代を払い続けるのがもったいないからです。

また、これから少子高齢化を迎えて人口減少を突き進んでいく日本では、都心の一等地などを除けば空き家が増えて需要よりも供給の量が増え、不動産の価格が下がっていくことが想定されます。本当に不動産を購入するのが良いのか借りるのが良いのかはよく考えた方がよさそうです。

これからも自分で所有する時代から利用する時代にどんどん変化していくのではないかと思います。

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