テレビのコマーシャルを見てみると低コストで首都圏の住宅を供給している飯田産業のコマーシャルを放送していました。コマーシャルの内容を見ると阪神淡路大震災や新潟県中越地震でも損傷が無かったという感じで受け取りました。
それならば凄いことだなとCMを見た直後は思ったのですが、よくよく考えてみると、首都圏で住宅を供給しているので、これらの地震の被害には飯田産業の家は直接あっていないはずです。
公式サイトで確認してみると、耐震実験の模様が色々紹介されているので、たぶん、阪神淡路大震災や新潟県中越地震の地震波を再現して実験した結果、損傷がなかったという意味なのでしょう。ちなみに耐震性能は耐震等級3(最高等級)を取得しているようです。公式サイトには下記のように書かれていました。
震度7の1.5倍の地震力に対して倒壊・崩壊しない頑丈な住宅を目指しています。万一の地震に耐えるための様々なチェックを行い、最高等級を取得しています。
実際の地震では、地盤などの他の影響も受けるので、耐震実験の結果だけでは本当に損傷が発生しないのか否か判らないと思いますが、会社の姿勢として、これだけ耐震性能にこだわっているところから見ると、色々、地震に対する気配りは行われているのでしょう。
CMをきちんと見ていれば判ったのだとは思いますが、ちょっと誤解をしてしまいました。
【2013/10/20追記】
先日、自宅の近くで飯田産業が2戸分の戸建てを建築しました。電信柱などに捨て看板を設置していたのですが、その戸建てが完成して、すでに入居しているにもかかわらず、捨て看板を撤去せずにそのまま放置していまいました。今度、連絡しようと思っていますが、いかがなものかと思います。
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