HDMI端子にさすだけでテレビがAndroidになるアダプタ

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インターネットスティック NT-A1

オンキョーデジタルソリューションズという会社から面白い製品が発売されました。普通のテレビについているHDMI端子に差し込むと、テレビがAndroid端末に早変わりしてしまうというアダプタです。(このオンキヨーデジタルソリューションズという会社の前身はソーテックだそうです。ソーテックは、一時は日本で安いパソコンを販売し話題になっていましたが、その後、売り上げが不振な状況になりオンキヨーに買収されました)

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アダプタの仕組み

このアダプタ、実は無線LANを内蔵した小型のAndroid端末です。このアダプタの中で処理され出力される映像がテレビに映し出される形になります。

製品名は、インターネットスティック NT-A1、価格は9980円とお手頃な価格です。画面の解像度は、720Pまたは1020P(1920×1080ピクセル)を選べるということですので、意外と高画質です。テレビが置いてある場所に無線LANの電波がきていれば、そのテレビをまるでインターネット端末のようにして、使うことができてしまいます。


例えば、動画サイトの番組を大きなテレビ画面で楽しめるというのは、魅力かもしれません。

アダプタの中にあるメモリーの容量は512MB、ストレージ容量は4GB、マイクロSDHCカードは32GBまで対応しています。

また、離れたところからでも操作ができるように、リモコンが付属しているほか、USB端子があるので、キーボード、マウスといったものを接続することもできます。

TV-テレビ

現時点では予約を受け付けていますが、8月下旬からは発送が行われる予定です。
搭載しているCPUはCortex A9 1GHzです。アンドロイドのバージョンは2.3が採用されています。

サイズは、(縦)90.4mm×(横)34mm×(厚み)

15.5mm、質量46gです。もしも、テレビのHDMI端子周辺の突起物などの影響で直接本製品を差し込むことが出来ない場合は、附属の延長ケーブルで接続する形になります。

とても面白い商品だと思いました。

【2017/08/14追記】

現在ではAmazonのFire Stickなど、テレビのHDMI端子に接続すると、簡単に動画コンテンツを楽しめるデバイスが充実してきましたので、あえて、Androidを再現するような必要は無くなってしまったように思います。

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