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DENON DHT-M330 ホームシアターセット

 以前より居間でも簡単なサラウンド環境を構築していました。使用していたのは、YAMAHAのTSS−10という安価なホームシアターセットです。このセットは2万円前後で購入できるにもかかわらず、それなりの音質で映画などを楽しめて気に入っていました。しかし、デジタルチューナ内蔵のテレビ(SONY KDF-42E1000)を購入したことにより、デジタル放送のサラウンド放送のデコードに対応していないため買い換えを検討しました。YAMAHAのTSS−10ではAACというフォーマットに対応していないためです。同じYAMAHAの後継機種であるTSS−15であれば対応しています。

製品の選択

 居間ではそんなに映画を見るわけではないので、場所をとるような大型のホームシアターセットは不要です。だいたい3万円台くらいまでの小型のホームシアターセットを中心に商品を探しました。製品を選択する上で比較したのは下記の商品です。
製品名 写真 価格 製品の印象
YAMAHA TSS-15 TSS-15-Wnew 5.1chホームシアターシステム(ホワイト)[TSS-15-W] 2万円前後 現在使っているTSS−10の後継機なので、失敗は無さそう
DENON DHT-M330 DENON 3万円前後 TSS−15よりも値段は高めで商品の質感もTSS−15より上。ネットで情報を調べると比較的評判は良い感じ。
DENON DHT-9900 3万円程度 上記のDHT-M330をベースにした、DHT−9900というショップオリジナルモデル(ジョーシン電気などで販売) に人気が集まっているものの、残念ながら在庫切れ。
SONY HT-K31 SONY HT-K31 2万円台 情報が少し不足。値段も安く商品の質感も高いので音質が気になるところ。
 DHT−M330をベースにグレードアップしたDHT−9900を購入したかったのですが残念ながら在庫がつきてしまったようで、見つかりませんでした。そこで、オリジナルモデルのDHT−M330を購入することにしました。今まで使用してきたTSS−10については大事に箱にしまってYahoo!オークションで売却することにします。

製品の購入

 楽天のポイントもたまっていたので楽天市場で製品を購入することにします。楽天市場で商品を検索してみると、私が購入した時点では税抜き・送料込み2万6000円が最安値でした。
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楽天市場
 今回は最安値だった楽天市場の「デジ倉」というお店で購入しました。このお店はクレジットカードも使用することができて、かつ商品の発送も早く安心して取引ができました。

商品の到着とセッティング

 商品が到着してまず驚いたのが商品が入っている段ボール箱の大きさです。今まで使用していたYAMAHA TSS−10の箱の2倍くらいの大きさがあります。箱の中にはAVサラウンドアンプ(AVC−M330)、センター用スピーカー(SC−CM330)、スーパーウーファー(DSW−M330)、フロントおよびサラウンド用スピーカー4本(SC−AM330)、リモコン、単四乾電池2本、光伝送ケーブル1本、長さ10メートルの接続コード2本、長さ3メートルの接続コード4本、マニュアルという構成でした。長さ10メートルのケーブルはリアスピーカー用、長さ3メートルのケーブルはフロントスピーカ2本、センタースピーカ1本、スーパーウーファー1本という形で使用することが想定されています。
 スピーカーケーブルはアンプに接続する側が電話のモジュラージャックにも似た特殊なコネクターになっています。カチッと接続ができてアンプ側の極性を間違えずに接続することができるのでなかなか良いのではないでしょうか。

 一方でスピーカー側はバラです。YAMAHAのTSS−10のときにはスピーカーからケーブルが直にでていましたが、この製品では自由にスピーカーを交換することができます。
 アンプは前から見た時の印象はとても小型ですが、意外と奥行きがあるので、置き場所には注意する必要があります。前からみたときの幅は21cmしかありませんが、奥行きは32.5cmになっています。また意外とずっしりと重い印象を持ちました。3.9Kgあります。

 アンプは小さいながらも質感がとても高く高級感があります。このアンプには空冷ファンを内蔵していると説明書には書いてありますが非常に静かで、空冷ファンが回っているようなことは判りません。アンプにはデジタルテレビからの光音声出力とPSXの光音声出力をつなげました。(このアンプの光端子は「角形」です)
 リモコンにはアンプ自体の操作ボタンのほかに、TAPE、DVD、MD用の操作ボタンがあります。これらのボタンは当然、各メーカーの装置を操作できるようにプリセットされているのだとう思ってマニュアルをいくら読んでもそのような記述はありませんでした。どうも同じDENONから発売されているオプションのカセットデッキ、MD、DVDプレーヤーを操作する専用のボタンのようで、他の機種を使っている場合には無用のボタンになってしまうようです。

 一通り、スピーカーとアンプのセッティングを終えてまずは音を出してみました。まずは問題なく接続はできているようです。

初期化

 アンプを初期化する場合は下記の手順で実施します。初期化を行った場合には各種ボタンやセットアップの設定内容がすべて工場出荷時の初期設定に戻ります。
  1. 電源ボタンを押してスタンバイ状態に
  2. 10秒以上たってから本機のサラウンドモードボタンを押し、SDB/プリセットイコライザーボタンを押してから、再度、サラウンドモードボタンを2秒以上押す
  3. 数秒後、ディスプレイ表示に「INITIALIZE」と表示されて電源が入る

仕様

対応するフォーマット

 このアンプは実に色々なフォーマットに対応しています。マニュアルから抜粋すると下記のモードがあります。なお、内蔵のアンプで5.1chまでは対応していますが、6.1chや7.1chに対応するためには、別にアンプを準備する必要があります。
サラウンドフォーマット 内容
ドルビーサラウンド ドルビーデジタル ドルビー研究所が開発したマルチチャンネルデジタルフォーマット。再生チャンネルはCDと同等以上の再生帯域をもつフロント3ch、サラウンド2ch、低域効果音専用の合計5.1chに対応
ドルビープロロジックU 従来のドルビープロロジック回路を進化させたフィードバックロジックステアリング技術を使用。3ch以上で構成されるサラウンド信号をドルビーサラウンドエンコード技術によって2chの信号として記録
ドルビープロロジックUx プロロジックUのマトリックスデコード技術を拡張して2チャンネルで記録された音声を最大7.1chにデコードして再生。
DTS DTSデジタルサラウンド DTSはドルビーデジタルに対して比較的高いビットレートとなり相対的に低い圧縮率で動作。
DTS−ES Extended Surround DTS-ES Discrete6.1 6.1ch全てがデジタルディスクリート方式によって独立したチャンネルとして記録されるフォーマット。
DTS-ES Matrix6.1 追加されたSBチャンネルを予めSL、SRチャンネルへマトリックスエンコードをして挿入し、再生時にマトリックスデコーダがSL,SR,SBの各チャンネルにデコード
DTS NEO:6サラウンド DTS−ES Matrix6.1に採用された高精度デジタルマトリクスデコーダを従来の2ちゃん得る信号に応用して6.1チャンネルのサラウンド再生
DTS NEO:6 CINEMA 映画再生に適したモード
DTS NEO:6 MUSIC 音楽再生に適したモード
AAC MPEG2−AACはMPEGが開発したマルチチャンネル音声フォーマット。特徴は高音質と高圧縮率の両立。特に低ビットレート(高圧縮率)の環境においてドルビーデジタル、MP3等従来のフォーマットに比べて高い音質を維持。

イコライザー

 音質に影響を与えるイコライザーについては、6つのモード設定があります。
  1. DEFEAT    (2以降の全ての効果がOFF)
  2. SDB ON   (迫力ある重低音)
  3. DRC ON   (ダイナミックレンジを抑える9
  4. P.EQ1    (イコライザー1)
  5. P.EQ2    (イコライザー2)
  6. P.EQ3    (イコライザー3)
 現在はSDB ONの設定で使用しています。

リモコン

 リモコンで操作ができることはアンプに関しては下記の通りです。最初の設定が終わったら、あとはボリューム程度しか使わないような気もします。
  1. テストトーン
    各チャンネルの音量調整のために使います
  2. INPUT MODE
    入力信号のモード切替。通常はAUTOで使用
  3. ボリューム (+、−)
  4. MUTING
  5. SDB/P.EQ
  6. SURROUND
    サラウンドモードの切換
  7. SELECT
  8. CH.SELECT
  9. PARAETERS
    再生中のサラウンドモードに関する各種パラメータの切換
  10. VIRTUAL
  11. AUTO DECODE

スピーカーの入れ替え

 今まではDHT-M330に付属してきたスピーカーセットを使用してきたのですが、スピーカーをもう少し良い物に入れ替えてきました。今まで押入の中に眠っていたLS−VH7というKENWOODのスピーカーです。このスピーカーはSOTECのAFINA AVというAV仕様パソコンで使用されていたスピーカーで、数年前にばら売りで安売りされていたものです。当時、3セットを購入し2セットは利用中なのですが、この1セットは押入の中に眠っていました。(参考:VH7PCに関するレポート

 このLS−VH7をフロントスピーカのLとRに設置しました。するとセンタースピーカーが寂しくなってきます。そこで、センタースピーカーについてはYAMAHAの廉価な製品に入れ替えてみました。
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 従来と比べると音に厚みがましてずっと迫力が出てきました。なかなか良い組み合わせだと思います。


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