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IODATA AVeLリンクプレーヤー AVLP2/DVDG2

 楽天市場の「いーでじ」で19800円で売られているのを見かけて購入しました。以前にはPlay@TVというBAFFALOのネットワークメディアプレーヤーを使っていた時期があるのですが、今ひとつ使い勝手が悪かったのと、有線LANしか対応しておらず、しかも10BASE−Tまでの対応だったので、高ビットレートの動画ファイルを再生するには残念ながら役不足でした。そのような経緯で、Play@TVについてはYahoo!オークションで売りに出してしまいましたので現在は手元にありません。当時のPlay@TVに関するレポートは「BUFFALO Play@TVのレポート」にあります。
 そして、新しく購入した今回のI・ODATAのAvEL LinkPLAYERについては私にとっては2世代目のネットワークメディアプレーヤーになります。今回、通販で購入したのは衝動買いに近かったのですが、あとから製品に関する情報を集めてみると色々と遊べそうな製品のようです。そんなAVLP2/DVDG2に関するレポートを紹介します。
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製品の仕様

無線LAN対応

 最大の特徴は標準で無線LANに対応していることでしょうか。しかも、従来の無線LAN規格であるIEEE802.11bに加え、IEEE802.11gにも対応しています。無線LANに対応していれば、サーバーを置いた部屋と離れた部屋に本機を設置しても、煩わしいLANケーブルで接続しなくても、無線LANアクセスポイントを準備することでそのまま使うことができます。部屋の中がコードだらけになって汚くなることを防ぐことができるのは魅力です。これにより、IEEE802.11gに対応しているアクセスポイントがあれば、最大で54Mbpsにも及ぶ速度の通信が可能です。しかし、これは理論上の最大値なので、だいたいの場合は10Mbps程度になるものと思われます。しかし、これだけのビットレートが保証されれば、現在の動画ファイルの規格であればたいていは問題なく鑑賞することができると思います。

 私はBUFFALO社のAirSTATION(WLA−G54)というアクセスポイントを使用しています。どの程度の実効速度が得られるか確認してみたいと思います。
 また、有線LANにも対応しています。背面に100BASE−TX対応のLANを接続する端子があります。
フォーマット 有線LAN 無線LAN
(802.11g)
無線LAN
(802.11b)
DVD CD USB 2.0 USB 1.1
MPEG-1 12Mbps 10Mbps 3Mbps 10Mbps 4Mbps 10Mbps 3Mbps
MPEG-2 12Mbps 10Mbps 3Mbps 10Mbps 4Mbps 10Mbps 3Mbps
DivXR Video
(正式対応)
1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps
XviD 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps 1.5Mbps
WMV9 8Mbps 8Mbps 3Mbps 8Mbps 4Mbps 8Mbps 3Mbps

WOL対応

 このネットワークメディアプレーヤーはWOLに対応しています。このWOLというのはWAKE ON LANの略で、WOLに対応したサーバーを使っていれば、このネットワークメディアプレーヤーから起動することができます。サーバーをWOL対応にするための方法については、「WOLの解説」のページを参照してください。
 サーバーの起動をするときには、このネットワークメディアプレーヤーからマジックパケットと呼ばれる信号がサーバーに向けて送られます。するとこの信号を受け取ったサーバーのLANカードがサーバーを起動する仕組みになります。
 逆に動画を見終わったあとにサーバーを終了させることは、直接サーバーまで行って終了させる必要があります。もしも、離れた部屋にあってサーバーを終了させるのが大変な場合には、VNCなどのソフトウエアを使って、手元のパソコンから遠隔コンソールで終了させるという方法を使えば便利です。

対応するファイルの形式

 このリンクプレーヤーでは、動画などのファイルを実際の映像信号に置き換えるためのデジタルメディアプロセッサにSigmaDesigns社製のチップセット(EM8620L)が使われています。リンクプレーヤー上のこのチップがファイルのデコードを実施しますので、パソコンには負荷が最小限ですみます。 また、下の表に示すような様々なファイル形式に対応しています。
ビデオフォーマット MPEG-1/2、WMV9、DivXRVideo(正式対応)、XviD
画像フォーマット BMP、JPEG、GIF、PNG
オーディオフォーマット WMA、MP3、AAC、PCM(WAVE)、Ogg Vorbis

前面USB端子

 前面にUSB端子がついています。ここにデジタルカメラやUSBメモリー、そしてUSB接続型のハードディスクドライブを接続すれば、各々のメディアの中に入っている動画ファイルや静止がファイルなどを再生してテレビの画面で楽しむことができます。この機能を使用するためには、USBマスストレージクラスに対応した製品が接続することができます。これは一般的な規格なのでたいていの製品であれば接続することができると思います。
USB仕様 USB Specification Ver.2.0準拠 (High Speed、Full Speed)
コネクター数、形状 1個、USB A Type
対応デバイス Mass Storage Class
(USBハードディスク、 USB Memory、USBカードリーダー/ライター)
対応ファイルシステム FAT16、FAT32

DVDプレーヤー機能

 この機会にはDVDドライブがついています。このドライブを使用してDVDメディアに入っているマルチメディアコンテンツを楽しむことができます。しかし、注意しなければいけない点が一つあります。最近ではどんなに安いDVDプレーヤーでも対応している「DTS」という音声フォーマットに対応していません。DOLBYデジタルまでの対応になります。たいていの場合は、DTSの音声フォーマットを持っているDVDソフトであればDOLBYデジタルの音声フォーマットも持っているので、音声を聞くことができないという問題は発生しませんが、高音質で楽しむことは難しいです。せっかく色々なフォーマットに対応していることが売りのプレーヤーであるにもかかわらず、DTSフォーマットに対応していないというのは不思議な仕様です。
DVDプレーヤー機能
対応メディア DVD+R/DVD+RW/DVD-R/DVD-RW/CD-R/CD-RW
対応ディスクサイズ 8cm/12cm
DVD-RAMは再生できません。
メディアの品質、ライティングの状況により、一部再生できないメディアがあります。
対応メディア
フォーマット
DVD-Video/CD-ROM/DVD-ROM/CD-DA/Video-CD
DVD+R、DVD+RW、DVD-R、DVD-RWメディアで作成したデータDVD、DVD-Videoは、本製品で再生可能ですが、一部再生できないメディアがあります。(「UDF/ISOブリッジ」「ISO9660」のみ対応。UDF(パケットライト)には対応しておりません。)
再生機能

再生/一時停止/停止/早送り/早戻し/次のチャプター/前のチャプター
タイトル・チャプター選択再生、タイムサーチ機能、リピート再生、スロー再生
マルチアングル、言語選択、字幕選択、視聴制限の設定

音声再生方式 ステレオPCM/Dolby Digital AC-3
リージョンコード 2(固定)
本体前面 操作ボタン 電源/ディスク取出し
再生/一時停止/停止/早送り/早戻し/次のファイル/前のファイル

セッティング

 商品がさきほど佐川急便で届きました。結構、派手なデザインの箱に入っています。

 そしてたった今、商品のセッティングが終わりました。端子類は特殊なものがあるわけではないので、パソコンと最近のDVDレコーダーなどのセッティングをした経験のある方であれば特に違和感なく作業ができると思います。
 最初に降りかかった難関は、テレビに映像が何も映らないという問題でした。D端子ケーブルでテレビとリンクプレーヤーを接続したのですが、テレビ側で該当の入力に切り替えても何も画面に映りません。そんなことは無いはずとケーブルの接続状況などを確認したのですが、特に映像系のケーブルがおかしくなっているようにも見えませんでした。仕方がないので、もう一度、マニュアルをよく読み直してみると、「困ったときには」のページに「リモコンの出力切換ボタンを何度か押して画面を映し出します」と書いてあります。その通りにリモコンの出力切替ボタンを3回くらい押してみると、画面が出てきました。この操作は毎回行わなければいけないのでしょうか。動作も機敏とは言えないので、ちょっと面倒くさいです。メニューを探してみると、セットアップ→オプションから「ビデオ出力」という項目で設定できることが判りました。「私の場合は、D4 1080Pにあわせています。この設定はリンクプレーヤーとテレビの間の接続方法やテレビの能力によって変わってきますのでテレビのマニュアルなども参考にして設定してください。
 次にサーバーにして使うパソコンにサーバーソフトウエアをインストールします。このソフトウエアをインストールしないとサーバーの中のマルチメディアコンテンツをリンクプレーヤーで鑑賞することはできません。インストールしてサーバーソフトウエアを起動すると下記の起動画面が表示されます。

 設定等は至ってシンプルなソフトです。システムというタブではポート番号の変更、セキュリティのタブではIDとパスワードの設定、そしてMACアドレスのタブでは接続する装置を指定したMACアドレスのみに制限するための設定ができます。

 また、映画、写真、音楽といったカテゴリー別に、コンテンツを収録してあるフォルダを指定していけば、コンテンツがサーバーソフトに認識されてプレーヤーから再生ができるようになります。
 最後に念のためファームウエアのアップデートを試してみました。インターネットに接続されている環境であれば、リモコンで操作するだけで簡単にファームウエアのアップデートができるようです。しかし、私が買ったリンクプレーヤーに入っているファームウエアは最新との表示が出て、バージョンアップはできませんでした。

使い勝手

 セッティングがとりあえず終わりました。上から5.1chサラウンドシステムのYAMAHA TSS−10、真ん中のセンタースピーカーを置くための台にのっているのは、TSS−10の付属スピーカー、TSS−10の下にあるのが今回購入したAVEL LINKPLAYER、その横の白い物体はSONYのPSX、一番下の段にあるのはVHSのビデオデッキです。

リモコン

 リモコンはちょっと外国産というムードが漂います。数字キーには英文字も割り当てられていて、英文字入力が必要な場面では携帯電話と同じようにして文字を打ち込む形になります。ボタンが押しにくいのと、ちょっと油断していると、すぐに次の文字入力の方へカーソルが移動してしまうので、英文字を打ち込むためにはちょっとした慣れが必要です。

 また、リモコンで操作をしたことに対する反応は少し遅い感じがします。たとえば、電源を入れる時にリモコンで電源をオンにすると暫く反応がないので、うまく受信できなかったかな?ともう一回電源のボタンを押した頃に、ちょうどディスプレイに電気がともって、またすぐに消えてしまうということが何回かありました。リモコンで何らかの操作をしたあとは、少し待つ「ゆとり」が必要です。

前面USB端子

 本体の前面にUSB2.0/1.1に対応したポートがついています。ここにUSBメモリー、USB接続のハードディスク、USB接続のデジタルカメラなどを接続することができます。接続する機器がUSBマスストレージクラスに対応していれば、LinkPLAYER側から認識をさせることができます。
 なお、本機で接続確認がされている機器のリストは「こちら」のサイトに載っていますのであわせてごらんください。

テレビ画面からパソコンに録画予約

 もしも、IODATA社のビデオキャプチャー製品を使用していて、付属のソフトウエアがmAgicTV4.2以上であれば、リンクプレーヤにつなげたテレビに電子番組表を呼び出して、テレビ画面でリモコンを使って録画予約操作ができるという機能があります。ちょっと、DVDプレーヤーに近づけてくれる機能です。具体的にmAgicTV4.2はどんな製品に搭載されているか確認します。楽天市場を「mAgicTV」をキーワードにサーチすると色々な製品がヒットします。
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 私はCANOPUS社のビデオキャプチャ製品、MTV2000を使用しているので、この機能を試してみることはできないのですが、便利そうでとても気になる機能です。

本機とサーバーの接続関係

 1階の居間に42インチのリアプロジェクションテレビ(SONY KDF-42E1000)、そして2階に動画を保存しているサーバーがあります。このサーバーにはCANOPUSのMTV2000というビデオキャプチャーボードが入っています。これで、スカパー!やアナログ地上波のテレビ放送を次々にキャプチャーし、玄人志向の玄箱に録画済みのファイルをどんどんためこんでいくようになっています。
 IODATA社製のネットワークストレージ(HDL-Gシリーズ)であれば、たとえサーバーが起動されていなくても、AVeL LinkPLAYERから、そのディスクの中にあるマルチメディアコンテンツを読み込んで再生ができるようになっているようです。ネットワークストレージ側のファームウエアを最新にしないといけないようなので注意が必要です。
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 しかし、私が使用している玄人志向の玄箱は元々がBAFFALOの製品ということもあって、そのままではリンクプレーヤーから認識させることは不可能です。そこで、サーバーにネットワークストレージとして認識させて、リンクプレーヤーからアクセスができるようにしてあります。

玄箱をAVeL LinkPLAYERから認識させる

 IODATAのLANDISKであれば、サーバーのパソコンを立ち上げなくてもリンクプレーヤーからコンテンツを認識させることができるのは既に紹介したとおりなのですが、それ以外の装置でも実はリンクプレーヤから認識させることができる技があります。当然、メーカーなどは保証してくれないので自己責任で実施する必要があります。詳しくは玄箱のページに整理しておきました。
 サーバーを立ち上げなくても、いつでもリンクプレーヤから玄箱の中にある動画ファイルを直接認識できてしまうというのは実に便利です。

無線LANコンバータとして使えるか? (2006.1.3追記)

 この機会には無線LANの機能もついていますし、また、有線LANのポートもついています。このリンクプレーヤーを置く部屋に一緒に置いてあるデジタルテレビには有線LANを接続するようになっているのですが、残念ながらこの部屋には有線LANが届いていません。いわゆる、無線LANコンバータというものを購入して、無線LANを有線LANに変換してデジタルテレビに接続する必要があるのですが、この無線LANコンバータが意外と値段が高いのです。そこで、このリンクプレーヤーを無線LANで接続して、リンクプレーヤーの有線ポートとデジタルテレビの間をケーブルで接続するともしかするとLANが使えるようになるのではないかと実験をしてみました。結果はNGです。うんともすんともいいませんでした。リンクプレーヤーを無線LANコンバータとして使用することはできないようです。
 仕方がないので、BUFFALO社の下記の無線LANコンバータを購入してテレビには接続をしました。このコンバータは背面にLAN端子は一つしかついていないのですが、HUBを接続すれば複数のクライアントを接続する機能がついています。今はこのコンバータに接続したい装置は一つしかないのですが、ゆくゆくは機器の数が増えても対応できるので良いと判断して購入しました。
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