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THINKPAD 560

 秋葉原へ久しぶりに行ってみると、中古製品を専門にあつかっているLAOXの専門店舗の店頭でちょっとしたセールみたいなことをしていました。目玉商品は富士通のディスクトップパソコン(3200円)とIBMのThinkpad560(4900円)の2種類です。富士通のディスクトップパソコンはまだ在庫がかなりたくさん残っているようでしたが、Thinkpadは残り1台になっていました。外観は、傷がかなり付いていて、リース落ちという感じでした。あまり丁寧に扱われている感じではありません。反面、キーボードのてかりや文字のはがれなどは一切無く、液晶を開いたときの見栄えはかなり良い感じでした。あくまでも、ジャンク扱いということで、きちんと動作するのか否か、何も保証はありません。また、液晶もきちんとうつるか否かは判りません。付属品はACアダプターとフロッピーディスクドライブのみ、そして、ハードディスクは1GB実装されていますが、初期化済みで何もOSは入っていないようです。メモリーは24MBでWINDOWSを動かすのには少し心許ない感じですが、子供たちに使わせる分には特に問題ないとは思います。ノート用のEDOメモリーはあとから買い足すと意外と高い買い物になる印象があったので、特に買い足しは考えないことにします。
 どうしようか手に取りながら悩んでいたところ、横から別の人が現れて、店員を捕まえて、この商品は動くのかといったことを質問しています。昔からThinkpad560はあこがれの機種であったことに間違いはないので、店員さんに「このThinkpadをください」と言ってしまっていました。

(製品の特徴)
 IBMが発売当初に当機種の特徴としてアピールしたポイントは以下の通りです。当時はこれでも非常にスリムな印象を持っていましたが、最近ではもっと薄い機種が一般的になってきたので、あまりこの機種がスリムという感じはしなくなってきているのも事実です。
携帯性に優れた薄さ31mmのスリム・ボディ、1.9kg
12.1インチTFT SVGAディスプレイを採用
ハイ・パフォーマンスを実現するPentium**-133MHzプロセッサーを搭載
PCIバス採用により内部32ビット・データ転送を実現
Sound Blaster** Pro互換のオーディオ機能
IrDA準拠の赤外線通信ポートを装備
Windows**95モデル、またはOS/2Warp*とWindows3.1のセレクタシステムが選択可能
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セットアップ

ドライバの導入

 家に持ち帰りセットアップです。運良く、CD−20XというIBMのPCカード接続式のポータブルCD−ROMドライブを持っています。これを使って、、WINDOW95をインストールすることにします。WINDOWS95の起動ディスクをフロッピーディスクドライブに入れて、MS−DOSを立ち上げます。この状態で、CD−ROMにアクセスできるか確認してみましたが、当然、ドライバがインストールされていないため、CD−ROMにアクセスできるわけがありません。次に、CD−ROMドライブに付いてきた、ドライバが入っているインストールFDをセットして、AドライブからINSTALLコマンドをたたいてみたところ、カードサービスが導入されていないため、異常終了してしまいました。カードサービスを導入しないと、この先に進めません。
 今度は、IBMのサイトへ行って、Thinkpad560用のカードサービスのドライバをダウンロードしてきて、これをINSTALLしようとしたところ、今度は、WINDOWS95の起動ディスクに入っているMS−DOS上ではインストールできないと、これまたエラーになってしまいました。
 あと、DOSと言えば、IBMのPC−DOS7.0Jしか手持ちがありません。このPC−DOSのインストールディスケットを持ち出してきて、これをThinkpad560のハードディスクにインストールしてしまうことにしました。さすがにIBMのPC−DOSだけあって順調にインストールされていきます。また、このPC−DOSにはカードサービスのドライバそのものが付属しているので、これをインストールする設定にしたところ、何事もなかったかのように、カードサービスがインストールされていきました。

WINDOWS95の導入

 PC−DOSのインストールが終わったところで、さっきはエラーになった、CD−20Xのドライバのインストールを行ってみたところ、こちらも無事にインストールが完了しました。さすがにIBMの製品どおしで相性は抜群のようです。CD−20Xにもアクセスができるようになりました。WINDOWS95のマスタCD−ROMを入れて、SETUPコマンドを打ったところ、無事にWINDOWS95がインストールされはじめることを確認しました。このまま続けても良かったのですが、この先のこともあるので、WINDOWS95のCD−ROMの中にある、WIN95ディレクトリをそっくりとThinkpad560のほうにコピーして、ハードディスク上でインストールを行いました。読み込みが早いせいか、インストールはあまり時間がかかりませんでした。
 次にネットワークの設定です。手元にPIXELAのワイヤレスLANカードがあったため、このWIN95対応ドライバをホームページからダウンロードしてきて、こちらもインストールを行いました。そして、ワイヤレスLANカードを挿入したところ、うまく認識をしてくれません。!が付いてしまいます。WINDOWS95のアップデートファイルを入れてもみましたが、何も改善できませんでした。WINDOWS95対応とは言っても、OSR2以降に対応ということもありえるので、WINDOWS95にこれ以上こだわっても何も良いことはないかもしれないので、ここは思い切ってWINDOWS98にアップデートすることにしました。WNDOWS98を使うのに、メモリーが24MBしかないというのは極端にメモリーが足らないのですが、仕方がありません。

WINDOWS98導入

 CD−ROMドライブにWINDOWS98のアップグレードディスクを入れて、またアップデート作業をはじめました。24MBしかメモリーがないのに、ハードウエアチェックでは引っかからなかったので、このまま最後までインストール作業そのものは問題なく進みそうです。ちょっと時間はかかりましたが、WINDWS98にアップデートを行い、マイクロソフトから提供されている種種のアップデートパッチを施工しました。
 そしておそるおそるワイヤレスLANカードを挿入したところ、今度は無事にインストールが出来ました。きちんと、ワイヤレスLANが使えます。こんなに古いハードでもワイヤレスLANが使えるのだな?と、ちょっと新鮮な気持ちでした。ちょっと、メモリーが少ないせいかディスクアクセスが頻繁に発生して、決して動作が軽やかと言うことはないですが、子供たちがおっかなビックリ使う分にはちょうど良い感じだと思います。

落下試験 (2005.3.26追記)

 今日の朝、隣の部屋から「ドタン」という音。恐る恐る、隣の子供部屋をのぞいてみると、子供が神妙な顔をしていました。何を落としたんだと聞くと、2段ベットの上段からThinkpad560をフローリングの床に落としたといいます。1.5メートル程度落ちたことになります。これはパソコンはかなり甚大な被害を受けただろうなと思ったのですが、打ち所が良かったのか、まったく壊れていません。無線LANカードが外れかかっていた程度でした。電源を入れてみると、こちらもなんら問題なくパソコンが立ち上がりました。さすが、THINKPADと惚れ直しました。(でも、パソコンはできるだけ落とさないようにしましょう・・)

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